こんにちは。ごきげんよう。大阪府高槻市沢良木町の樋口亜沙子ギター教室&樋口商店より樋口昌紀がお送りします。ご訪問いただき誠にありがとうございます。大人の方がギター教室などを探す時って意外と講師のレベルとかじゃないんだよね。「距離、時間の融通が利くか。」そういった事の方が大事だったりする。まず講師のレベルっつったって分からないもんね。で、曜日や時間が固定されると実際、通えないんだから。お家で教室されている方も多いと思いますが、大体田舎で遠い。じゃあ駅前でやってるところを探すと、音楽スタジオなんかをレンタルしてレッスンしている講師が多いと思います。でもこのスタジオ代は生徒さんが払うんですよ。いやいやいや。でしょ。月謝は普通としても毎回スタジオ代払うってしんどくない?
通いやすさ(月謝も含む)>講師のレベル
という事になります。ですので、何歳からギターをはじめて何々専門学校に行って、誰々に師事して、精力的にライブ活動を行うなどという長ったらしいプロフィールは要らないのである。(どうせ誰も知りません。)プロフィールを書いていいのは紅白歌合戦に出た人だけ。もちろん、バックバンドでもかまいません。優勝以外は全部0点。はい、今こそ落合博満氏の名言を思い出しましょう。
大人の生徒さんから質問されました。
「質問いいですか?」
「はい、どうぞ。」
「あの~Cメジャースケールの練習を死ぬほどやっているのに変化ないってうか上達しないんです。」
「なるほど。」
ま、昭和であったならば、
「何?きさん!それで練習ばしよる言うか!足りん!足りん!フレットば無くなるまで弾きんしゃい!」
って感じでしょうか。僕の少年野球時代も似たようなものでした。「水飲むな、笑うな。」でした。ヒットを打って一塁上で少しでも白い歯が見えたら「コラ~!何、笑っとんじゃ!」と怒られるのである。
今はみんなガッツポーズをして笑ってますよね。相撲では今でもガッツポーズや笑顔は好ましくないという風潮が残っているようですね。これは敗者への気遣いなんだと思います。勝負事はいつも勝つわけではありません。敗者の気持ちを慮る。ケンシロウがラオウを倒した時、ガッツポーズはあったか?笑顔はあったか?個人的にそういう精神は好きです。
緑色をつくるには?
はい。誰でも知っていますよね。
黄色+青=緑
これを100回やったら結果は変わりますか?1,000,000回やれば赤にでもなるのでしょうか。
もちろん、変わりません。変えたければ方法を変えるしかない。ですよね。例えば、違う色を足してみるとか。それで結果は変わります。たった一回で結果は変わるんです。
ギターの練習も全く同じです。結果を変えたければ、方法つまり練習方法を変えるのです。例えばめちゃくちゃスピードを落とす。(ちなみに練習でメトロノームを使わない人は問題外です。)超スローモーションで自分の左指はどう動いているのか?無駄な動きはないか?左手と右手のピッキングのタイミングは合っているか?本当にもうやり残した事はないと言い切れるか?
回数や時間を強調する人は危ない。
量より質か、質より量か。これは難しいですね。どっちかと言えば質>量と答えます。なぜなら何も考えずに弾く量はやればやるほど変なクセがついてしまうからです。理想は質のいい練習、考えた練習を鬼のように弾くという事ですね。「私、毎日2時間も練習してるんです!」って一聴、一見「すご~い!」って思うかも知れませんが結果が出ていないなら方法が間違っているんです。毎日8時間勉強している子供がバカだったら救われないじゃないですか。そう考えるとギター教室に行く価値は十分にあると思います。実際「本でも分からないからYouTubeを見てるんですが、やっぱり分からない、合っているかどうかが分からない。」と言って来られる方も多いのです。で、演奏を聴いてみるとやっぱりボヤボヤなんですよね。自分の世界だけで弾いてる感じですね。ま、そらそうなるやろう。
ここまで言って何なんですが、ギターの動詞はPLAY
譜面を渡すと「私、譜面苦手なんです。特にタブ譜が。」と言う生徒さんがいます。ピアノをやっていたみたいで5線譜の方が読みやすいとの事。そりゃ5線譜で弾けたら超優秀ですよ。ギターを5線譜で弾くのはクラシックギターか真面目なジャズマンくらいですよ。5線譜が読めないのでタブ譜で弾いている人が9割以上でしょう。でももっといいのは耳で聴いて真似をするという能力かと思います。言ってしまえば音は目に見えないんですよ。「当たり前やんけ!」と仰るかと思いますが意外と忘れてる人が多い。なので読譜の練習ばかりやるのもどうかと思うんです。気持ちは「もちろん、耳が一番大事。でも譜面も読めた方がもっと便利。」という風な気持ち、姿勢でギターと向き合えば楽しさも倍増する事でしょう。
例えば1弦の5フレットAの音は2弦の10フレット、3弦の14フレットにあるという事を知っていれば違うフレーズが生まれるかも知れません。3弦のAの音の方が太くて歌いやすいという事もあるでしょう。
実践→理論
これも意外と逆になっている方が多い。特に結構ギターが弾ける人が陥りやすい。音楽理論さえ分かればいい曲が書けるとかギターが上手くなるとか。そもそも理論というのは実践の結果みたいなものです。「このコードの時にこの音を弾いたらいい感じになった。」「3度を半音下げたら暗い感じになった。」ま、そういったものです。多数決なので短3度が明るく聴こえる方にとっては理論など何の役にも立たないのである。
難しい事は置いといて、取り合えず音を出して確かめてみよう。音楽理論が本当に必要な方には自然と身に付くように出来ています。
なんとな~くこんな感じで弾けてから、理論を勉強するのはいいと思います。今弾いている事からアウトして行くわけですから。型を作って型を破る。習い事の王道ですね。
ハイっといったワケで、今回も最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。ちょっと説教くさいジジイになったけど、実際はま~ちょっと変わった?(自分では分かりません)オッサンです。では!(^^)/
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