こんにちは。もじゃ先生こと樋口マサノリです。ご訪問いただき誠にありがとうございます。あの~街を歩いておりますと、やたら見てくるオッサンっていません?おじいやんでもいいんですけど。そういう時僕は最後まで目線を切りません。相手が目をそらすまでずっと見てやるのです。じろじろと見た責任を全うしてもらいます。それでも見てくるヤツには近くまで行って「何か?」と言います。メンチを切るというのでもないのです。向こうから見てくるので。するとスカッとします。是非、やってみて下さい。
重症のアコギ
見た目がボロボロであっても大事なギターというものがあります。縁のあるギター。「修理代がそんなに高いなら新しいギター買えば?」という事でもない。その個体に執着してるのである。
トップ割れ、フレットバズ音、裏板ブレース剥がれ多数。割れもあり。バインディング欠損などかなり状態が悪いヤマキでしたが、オールソリッドで直せば鳴りそうです。
割れた個所に木片を張り付けて直します。
いたるところにバズ音があったのでフレットを交換しました。フレットを交換するとギターは劇的に変わりますね。
特に裏板が重症で、力木は全部外れていました。大きな割れもあってその部分のバインディングも外れていました。新しくバインディングを作って、割れと剥がれのリペアをしました。
どこまできれいに直すのかはご相談下さい。本当に修理跡が分からないようにするのか、実用的な処置でいいのか、それで大幅に価格も変わりますので「自分はこうしたい。」と仰って下さい。
完成です!!予想通りめっちゃいい音がします。温かくて深い音。ローズウッドの音ですね。YouTubeで「合板の方が鳴るよ。」とか言う人を見かけますが、38年間ギターを触ってきて業界歴27年でそんな事一度もないですね。じゃあなぜ、マーチンD-45を合板にしないのか。ギブソンJ-45も合板でいいやん。と思ってしまいます。そこを納得させる具体的な資料があれば説得力があるねんけど。
やっぱり好きなギター、自分にとって大事なギターをリペアして弾き続ける事が一番充実しますね。新しいギターを買うより全然安い費用で済むし。今回も価格は控えますが、かなりお得なリペア代だと思います。クラシックギターやエレキギターもリペア出来ますので、お気軽にお声がけ下さい。
これからの予定
☆まず11月15日21:30~ライブ配信ドラゴンクエストをやります。
ライブ配信はまさに役に立っておもしろい、そんな内容になっております。
☆12月1日(日)樋口亜沙子ギター教室発表会です。
入場無料です。遊びのついでにでもお越しください。多分、おもしろいと思いますよ。
ハイっ!!といったワケで今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。それではまた!!バイバイ~(^^)/
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コメント
だからなんや?って聞かれるかも知れませんが、コレは縁の問題やねん。
半世紀近く違う人の手元に居ってボロボロになったからと売りに出されてしまった子を見ると、お〜ん。って気持ちになります。
そして無事にワシの手元に来たからには、あと50年は弾いてやれる状態にしてやるよ。
百年ギター。縁のあった子には、その呼び名を授けてやるわ。
と、ヤマキストが申しております。(笑)
岡ちゃん>ええギターをリペアしながら弾けばずっと楽しめますからね。ヤマキは魅力的ですね。いつかハミングバード350をゲットしたい。(^-^)/
ワシも350は出てないか、ちゃんとチェックしてるよう〜❗️😊
岡ちゃん>ありがとうございます。あれは数が少ないと思います。