こんばんは。ごきげんよう。大阪府高槻市沢良木町の樋口亜沙子ギター教室&樋口商店の樋口マサノリがお送りします。ご訪問頂きありがとうございます。「エレキギターは独学だ!!」長らくそう言われておりましたし、実際私の時代にエレキギター教室なんかなかった気がします。「エレキを習う?はぁ?」っといった感じでした。だって「イエ~イ!!のってるか~い!!土曜の夜だぜ~!!」とか言ってるのに「ま、月2回教室行ってるんやけどな。」って、これは岡八郎の空手のギャグ「通信教育やけどな。」と同じ構造となっており、全員がこけるところであります。人を説得して動かそうとする人がいます。なんと無駄な事を。骨折り損のくたびれ儲けとはこの事であります。人は説得されて動きません。納得して動くのです。いくら「エレキだって、難しいんだぞ~音楽理論とかアドリブとかがあってだな..」とエレキギターが習うに足る楽器だという事を納得させようと説得したところで、それでもやっぱり「じゃあジミヘン、クラプトン、ジェフ・ベック、スラッシュ、ヴァン・ヘイレンはギター教室行ったんか?」と返されて、何も言えなくなるのは火を見るよりも明らかであります。
教える側はバイエルぐらい弾けますよ。
鍵盤楽器の世界であれば、教えるものがエレクトーンであれシンセサイザーであれ、ポップスジャンルであれ、ピアノのバイエルくらいは弾けるでしょう。普通に考えて。これね、ギターに置き換えると「カルカッシくらいは弾けるでしょ?」となるワケだけど、一体何人の非クラシックギター講師が弾けるだろう。ま、5%未満だね。っていうかカルカッシを知らないだろう。そんな事だからいつまでたってもエレキギターは「え?習うものなの?」という扱いを受けるのである。習う側は好きなものを弾けばよい。しかし指導する側がカルカッシも弾けないなんて…屁のツッパリにもならんよ。お~ん。それは「エレキだから」とかいう以前の問題だと思うんです。もう教える側のマナーですよ。
若いギター講師諸君。是非、しんどい事をやって下さい。めちゃくちゃめんどくさい事をやって下さい。「それなら俺も出来るわ。」という事に誰もお金を払ってはくれません。とことんやって下さい。「ここまでするか!!」と相手を降参させて下さい。その時、あなたに価値が生まれます。人に喜ばれ、役に立つ事が出来ます。私ももう年です。見合う人がいれば、炎のギター教室の後継者を育てはじめねばなりません。甲本ヒロトさんがいい事を言ってました。「夢は1つにしろよ。」って。
「夢はギターで食べていく事です。」なんていう若者もいるでしょう。でも甲本さんはそれは2つだって言うわけです。「食いたきゃサラリーマンになれよ。」って話。「ギターを弾きたい。」これで1個だろと。「飯が食えるかどうかなんか分かんない。ただギターが弾けたらそれでいい。」という事なんだと思う。こう言われたら、ほとんどの人は諦めるよね。普通に衣食住があって普通に結婚もしたい。なんて考えたら、何の保証もないギターを弾く人生なんか怖くて選択出来ないよね。でも中にはいるんだよ。バカが。で、そういうバカがいるから文化は続くんだと思います。
ここまで来た俺もご多分に漏れずバカなんだと思う。でも、本当にバカでいると周りの人に助けられながらでもなんとかなるもんだなと、この歳になって痛切に沁みますね。そういえばアントニオ猪木も「バカになれ!!」って言ってたな。
ハイっ!!というワケで、今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。それでは!!(^^)/バイバイ~
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