為書きラベルにご用心

ペグ ギターリペア
ゴージャス!!

こんにちは。ごきげんよう。大阪府高槻市沢良木町の樋口亜沙子ギター教室&樋口商店の樋口マサノリがお送りします。ご訪問頂きありがとうございます。ギター屋って骨董屋に近いところもあるんですね。そのもののオーラを感じる能力。これは、たくさんのギターを見ないと養われません。大手ギターショップでは養えない能力かもしれません。贋作をたくさん見る事も大事だからです。玉石混交の中でこの能力は養われます。ぱっと見た瞬間、オーラを感じるようになります。スマホやPCの画面越しでもその真価を見抜けるようになります。

為書きラベル

手工品と書いています。確かに足では作ってないでしょうから、ウソではありません。「ギター愛好家のために~」これが為書きです。古いクラシックギターで見かけます。矢入貞夫、ヤイリカズオ、京裕助、黒沢常三郎、黒澤澄夫、明朝毛筆体で書かれたラベルは結構あります。結論、そんなにいいギターはない。めっちゃ安物もあります。個人名で○○の為にこれを製作すというのもあるが、物は良くてもちょっと怖い。

ペグの交換

「ペグが固くて回らない。」という事でしたので、ちょっと今風なものに交換しました。なんか高そうでしょ。これだけでグッと高級感が増します。

この写真でトップ合板を見抜けるようになると、古物商合格です。僕は光の反射を見ています。あとはサウンドホールの小口。このギターは小口を隠しています。つまり見られたくないのです。

やっぱり単板の方がいいの?

ま、そうでしょう。オール合板のマーチンD-45は売れないでしょう。でも、ここまで来ると合板のチープな鳴りもまた一興。

オカちゃんから頂いたカワイのギター。リペアから戻ってきました。このギターもオール合板ですが、特有のビザール感、チープなサウンドが意外とクセになります。鉄弦はこういう魅力のある合板ギターもあるのですが、クラシックギターでオール合板は本当に鳴りません。めちゃくちゃこもります。音に輪郭がないというか。シナシナの濡れおかきサウンドです。鉄弦は弦自体のサウンドとテンションでなんとかごまかせますが、ナイロン弦は合板を鳴らすほどのパワーがないと思われます。また保護ギターが増えてしまった。これで15本目である。名前はカワイのケンちゃん
 ハイっ!!といったワケで、今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。もしよかったらYouTubeチャンネルもご覧ください。それでは!!バイバイ~(^^)/

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