おはようございます。ごきげんよう。高槻市沢良木町の樋口亜沙子ギター教室＆樋口商店の樋口昌紀です。本日もたくさんのアクセス、誠にありがとうございます。いや～阪神タイガース開幕6連敗、これ球団記録でしょ。矢野監督、顔死んでるもんな。交代したほうがええのんと違うか。
さて、それはさておきギターを探す旅はいよいよ最終章を迎えました。三木楽器を後にした私たち（僕と亜沙子先生、生徒さんとそのお母様）は来た道を引き返し阪急茨木駅を目指します。
久しぶりの梅田もいいものですね。美大に行こうか普通の大学に入ってギターを弾こうか、なんて真剣に考えていた痛い青春が蘇ります。
僕と兄はここでおばあちゃんと待ち合わせて、クリームソーダとホットケーキを食べるのを楽しみにしていた。それからピカデリーで映画を見て、締めに3番街でプラモデルを買ってもらうのだ。
昔からある梅田の動く歩道はナウいギャルで大盛り上がり、壁面のイケメン（韻を踏む）と写真を撮るギャル。順番を待つギャルでごった返し。おそらくインスタにUPするのだろう。私にとっては、タイガースが負けてくだまき飲んだくれたおっちゃん達が、やけくそで六甲おろしを歌ってごった返す場所というイメージしかない。
そうこうしている間に茨木六弦堂さんに到着。クラシックギター専門店って一体どんなところなんだろう。ギターが好きでも、なかなか敷居が高いと思います。
電話をしておいたので、すでに4本並べられておりました。これはホセ・ラミレスの3Eというモデルです。シャープな音像で下位クラスのギターでも気持ちいいほど鳴ります。
ASTURIAS のホセ・ルイス・ロマニリョスモデル？少し小ぶりですがスケールは650mmです。見た目はロマニリョスですが、ドイツ式ジョイントでした。本物もドイツ式なのでしょうか。このギターもとてもよく鳴っていました。
あと、こんなギターも紹介していただきました。「古いし、もう鳴らないだろう。」とチューニングをする。とてもいい音が朗々と響く。これはありっちゃありだけど、本人若いのでこれから先も弾き続けるとなるとナシかなと。でも、いいギターでした。価格も安かった。狙っている人はお早めに。
店内は静かで、たまに鳥のさえずりが聞こえるだけです。後はひたすら弾き比べる。トーレスタイプのメイプルギターも美しかったのですが、メイプルギターはなかなか響かせるのが難しいと思います。それから小森廣さんのギターNo20、何も問題なく鳴ってました。やっぱり河野ギターっぽいといいますか、ちょっと個性に欠けるのかな。と思いました。よく鳴るけど、弾いていてグッと惹かれるまでは行きませんでした。
私と亜沙子先生はラミレスが一番いいと思いました。本人は「今、杉のギターだから松(スプルース）がいい。」と言って、アストリアスのロマニモデルに決定しました。正直4本ともよく鳴るし、弾き易くネックの反りもありませんでした。今の彼のギターから比べると、少年野球とプロ野球くらいの差があります。（別に少年野球をバカにしてるわけではありません。）まだまだ若いので将来はメジャー級のギターを買う時が来るかも知れません。気に入ったギターに出会えて良かった。三木楽器アコースティックインのスタッフさん、茨木六弦堂さん、丁寧に対応していただきまして誠にありがとうございました。というわけで、任務完了。お家に帰って今のギターと弾き比べると、今回のギターがとんでもなく良いものだと分かるでしょう。僕もいろんなギターが弾けて楽しかったし、勉強になりました。読者の皆様、最後までお付き合い誠にありがとうございます。
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