フランク雑貨に行ってきた。

こんにちは。ごきげんよう。大阪府高槻市沢良木町の樋口亜沙子ギター教室＆樋口商店より樋口昌紀がお送りします。ご訪問いただき誠にありがとうございます。このブログはもう20年くらい書いています。好き勝手書いていますが、誰かの役に立つような記事を書こうと本気で書いています。今回も音楽好きのアナタへ、とっておきの秘密情報をお届けいたします。フランク雑貨さんです。

高槻市の高見台にあるレコード屋さん

店主の浦田さんとはもう20年以上のお付き合いです。一緒に演奏する事もあります。退職されて念願のレコードショップをオープンさせました。今回で2度目の訪問です。

もし、この家に生まれたらものすごい音楽オタクになりそうです。僕にはもうその時間は残っていません。フランク雑貨さんはオールジャンルではありません。ハードロック、ヘビーメタル、グランジ、パンク、そういった感じの音楽は置いていません。ブルース、ファンク、アメリカンロック、ブリティッシュロック、その辺りを中心に集めておられます。

「ここで聴け。」といった具合に椅子に座らされます。座らされるというのもおかしい表現ですね。つまりは一番いい音がするところに座ってみなさい。といった感じですね。僕はオーディオには詳しくないのですが。スピーカーがとても良いのだそう。マディ・ウォーターズを聴いてみる。おお、すごくリアルな音ですね。CDで聴いていた時はええ加減なブルースのイメージがありましたが、レコードで聴くと演奏もとても良い。おかしな表現ですけど、ちゃんと弾いています。あとはロバート・ジョンソン、JJケイル、ジョニ・ミッチェルなんかを聴きました。jjケイルはもちろん、レコードで聴くジョニ・ミッチェルは無茶苦茶ええなぁ。音がカッコいいよ。ボーカルも最高です。これ聴いたら家のプレイヤーでは聴かれへん。それから、このアコギ気になるでしょ。ホンマに見た目はオールドギブソンですよ。ロゴやペグもよく出来ていてかなりリアルです。the switchというギターでDOLPHIN（ドルフィン）ギターのオリジナルブランドだそうです。結構前からあるんですかね。Dタイプもあるみたいです。これまたええ音してまっせ。オールマホ！中古だと10万円くらいで買えるみたいです。欲しいな～。
　後は失恋した時に聴きたい一曲という事で、

ERIC KAZ（エリック・カズ）さんを聴かせていただきました。僕は知らないミュージシャンの方でした。目を閉じてじっくり聴き入る。んん～～これならトム・ウェイツが聴きたい。なんて失礼なヤツなんだ。しっかりクロージングタイムをかけてもらう。やっぱりピアノ弾き語りで泣ける曲ならこのアルバムは外せないでしょ。あのね、圧倒的な味がないのよ。ピンで売れているミュージシャンは皆、唯一無二の味を持っています。ソフトなサウンドで誰にでも愛されるアーティストなんかどっかのショッピングモールのBGMで流せばいいじゃん。ユニクロでトム・ウェイツはかかりませんから。それだけ強烈な味だという事です。100人いたら99人が嫌いっていう音楽でもいいんですよ。1人ハマれば。

僕は高校生の頃によく聴いていました。めちゃくちゃ聴いていました。これをかけると一気に空気が変わるんですよね。不思議なアルバムです。どんどんドラキュラボイスになっていくトムですが、いい曲はいっぱいありますよ。レイン・ドッグとかも良かった。ハートアタック・アンド・ヴァインもよく聴きました。

いや～ジョニ・ミッチェルってこんなに良かったんですね。すごい才能ですね。もう、全部がかっこいい。ザ・バンドのラストワルツにも出てましたね。

ちなみにこの年にワイは生まれました。1976年ラスト・ワルツの日。4キロで生まれました。デカない？

1972年のレコード。いいですね～マディ、最高です。やっぱりね、重みが違うよ。ブリティッシュとは。

j.j.ケイルはもう特別だよ。ボーカル、ギターともにケイルの味しかしません。これ真似出来ます？めちゃくちゃひねくれてますよ。こういうのをギターが上手いっていうんだよ。わっかるかな～わっかねんだろうな～。

正式にロックの道を究めんと欲する者は必ずこの音源に辿り着く。クラプトンの耳障りのいいブルースを聴いている人にとっては「さすがに、無理や。」となるでしょう。辛くても聴き続けて欲しい。今回、レコードで聴かせていただきましたがイケてる。大丈夫。

大好きなブルースマン&アメリカンミュージシャン。レジェンド。生で見たことは一生忘れない。独特のギター奏法、パキパキサウンドでノンリバファイヤーバードを指で弾くのがゲイトマウススタイル。すぐにゲイトマウスと分かるのが大物の証。フィドルやブルースハープも楽々弾きこなす。

いや～いいですね。彼はブルースマンの枠には入りたくなかったそうです。確かにいろんなジャンルを演ってますね。DON’T THINK TWICE IT’S ALL RIGHTも良かったね～。アルバムLONG WAY HOMEはよく聴きましたよ。
　というワケでいろいろと音楽話は尽きないわけですが、あっという間に時間となりました。帰ろうとすると浦田さんが「プレゼントです。」という事でビートルズの紙ジャケCDをいただきました。

昨日も書きましたが、やっぱりハマらないんですよね～何度も挑戦しましたし、ほとんどの曲をギター教室では教えました。（子供たちにギターを習わせているお父さんがおられまして、その時にビートルズばっかり譜面を持って来られました。だから2年間くらいでドラム以外全パート弾きました。ベースも弾いた。）でもCD欲しいな～とかは思いませんでしたね。いい曲だとは思いますよ。ハーモニーとかキャッチーなメロディであったりリフであったり。ギターソロも分かりやすくて楽しかった。その兄弟にはギターが嫌いにならないようにやらされているギターだけど、好きになってくれたらいいなと思って接していました。それに応えるように二人は上達していきました。もし、今でもギターを弾いているのなら嬉しい気もするが、本人たちの好きな事をやっていて欲しいというのが本音であります。同じ時代にボブ・ディランは6分もあるLike a Rolling Stoneをリリースしました。フォークのプリンスである事を期待されていましたが、ユダ（裏切り者）と言われても、結局自分のやりたいことをやったのです。こんなのラジオでかかっていたのでしょうか。ブルース・スプリングスティーンは「子供時代、ラジオでLike a～を聴いて雷にうたれた。」とスピーチしています。そういうスピリッツに感じ入るのがロックなんだと思う。群れたマッシュルームにそのスピリッツはない。後になってビートルズは解散して、それぞれが自分の個性を出して、活動していくのだが時すでに遅し感は否めない。いつでもピンは強いよ。そう、ピンで思い出した。宗教を普及する人達よ。俺の心を動かしたいなら、まず一人で来い。それは最低限の条件だ。親父の遺言で絶対に入信などしないが、君たちは入り口にさえ立っていない。連れション野郎の話など聞くに値せん。
　ハイっ！といったワケでフランク雑貨さん、いかがだったでしょうか。住所は高槻市高見台です。車がないと厳しいと思います。バス停はあったと思います。はい、そういう事で、んじゃ！バイバイ(^^)/

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