リペアの話、フロイドローズ編。

トレモルノ 雑記
Tremol-Noという部品です。

こんばんは。ごきげんよう。高槻市沢良木町の樋口亜沙子ギター教室&樋口商店の樋口昌紀です。本日もご訪問いただき誠にありがとうございます。結構な人が読んでくれているのだろうか。考えてもキリがないから進もう。最近は漫画の話やギター演奏の話、阪神タイガースの話ばかりしていて「あいつ、ちゃんと働いてるんやろうか。」「どうやって食って行ってるんやろ。」と思われる方も多いかも知れませんが、樋口昌紀、炎のギター教室も好調で楽しくやってますよ。(^^)/

 今回はギターリペアのお話です。フロイドローズなのにチューニングが狂うという事でお預かりして、持ち込みの新品フロイドローズに交換してTremol-Noという部品も取り付けます。

このタイプのブリッジ、いわゆるフロイドローズタイプ(1977年にフロイド・ローズさんが製作したのですね。ふむふむ。)のユニットが搭載されたギターの最大のメリットは激しいアーミングをしても、ほぼ音程が変わらない事である。試しにクルーソンペグのヴィンテージSTをグイングインとアーミングしてみて下さい。もはや、演奏不可能。アレは軽~~く、優しく扱うべきである。そういったレイドバックした音楽ではなくて、もっと激しいロックやメタル音楽を演奏するのならばやはり、フロイドローズが必須になって来ますよね。驚くほど、チューニングが狂わない。アーミング可動域が広い。少しの狂いなら、小さなネジ(ファインチューナー)を素手で調整すれば良い。どうしてもテクニカルなギタリストやハードロック~ヘビーメタル系の印象を強く与えるため、渋い系のギタリストはフロイドローズを選ばない。ジェフ・ベックさんもSTのフォルムのまま限界までチューニングが安定するようにしています。

 古くはジミ・ヘンドリックス、リッチーブラックモア、イングヴェイ・マルムスティーンさんとかは普通のシンクロでどうしてるんですかね。ジミ・ヘンドリックスさんに至ってはフロイドローズが発明される7年も前にこの世を去っています。今回は世界のGOTOH製のユニットなので、大丈夫なのではないかと思います。軽くアーミングしましたが、心地よい操作性でした。

このパーツご存知でした?僕はESPのアジャスターしか見た事がなかったので「え、何これ?」と言うと、お客様が色々教えてくれました。このようにインターネットの普及で、もはやお客様の方が詳しい事も増えてきました。益々、誠実な仕事が求められます。後は、お客様が喜んで頂けるかどうかですね。ハイっ!といったワケでフツーに仕事のブログを書いてみました。最後までお付き合い誠にありがとうございます。どこかでまた会いましょう。(^^)/

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