いろんなSmithがおりまんなぁ~

tony-smith 雑記
懐かしい~トニースミス。

こんばんは。ごきげんよう。大阪府高槻市沢良木の樋口亜沙子ギター教室&樋口商店より樋口昌紀がお送りします。本日もご訪問いただき誠にありがとうございます。今日は樋口昌紀、炎のギター教室がありました。ブログ王V2を果たしたO田さんとギターを弾きました。O田さんはこのブログを熱心に読み込んでおり、もはや筆者のそれを越えてしまっている感がある。
 先日、私の操作ミスで30記事ほど消えてしまった。そのダメージは強がったもののかなり大きく、しばらくはガックリきてました。それも見抜かれていました。僕のブログは全部本音ですから、全記事に愛着があるんです。愛する我が子を失ったようなものです。もう一回同じ事は書けません。さて、話を戻そう。
 O田さんが左手を痛めている事もあり、右手のフィンガー奏法を中心にレッスンしました。曲は「禁じられた遊び」ちなみにギターは本物のGibson(ギブソン)レスポールです。僕はクラシックギターを長く弾いていますが、実はこの曲難しいです。ずっと同じ動きをしなくてはいけないのと、メロディーを浮き立たせて弾かねばならないので右指が独立していないといい演奏にはなりません。しかも3拍子で頭にベース音が来ます。後半はさらに難しく左指のストレッチも求められます。短調を2回、長調を2回、そして短調1回でFineです。この曲だけ聴けば、その演奏者のレベルが分かると言っても過言ではないでしょう。

頼むから、クリーニングさせて。

炎のギター教室に来てくれているA井さんのギター(エピフォンのフルアコ)のネックが折れてしまい修理中なので違うギターを持って来られました。

これは懐かしいギターですね。ミドリ楽器でよく販売しました。もちろんPaul Reed Smith(ポール・リード・スミス)のパチモンです。これを初めて見た時は「ここまでコピーして大丈夫か?」と思いました。トップはフィルムじゃなくてフレイムメイプルです。この指板はシールが貼られていますが、その下はドットポジションです。ナットもオリジナルはブラックの樹脂でした。

キョーリツコーポレーションさんが販売元でした。Photogenic(フォトジェニック)でも有名ですね。販売期間は短かったと思います。「やっぱり本家からクレーム来たんちゃうか。」と思っていました。

自分で弦を張ったらしくて「弦買ったばっかりなんです。」とおっしゃっていましたが「ゴメン!やり直してもいいですか?」と言いました。まず、本体の汚れが凄かったのと弦高も高くて、特にナットが高くてローコードも弾けない状態でした。

ナットはオリジナルではなく牛骨でした。溝が浅くて弾けません。角も左手に当たるので丸く削りました。

なかなか侮れないギターで変な魅力があるんですよね。ご本人様は薄いフルアコを弾いていたので、「ソリッドギターは重くて。。」とおっしゃっておりましたが、ソリッドギターにしては軽量ですので、大事にして欲しい気持ちを込めてクリーニングと調整をさせていただきました。

Paul Reed Smith/Paul Smith/Johnny Smith×2

しかし、スミスばっかりでややこしいですね。まずPaul Reed Smith(ポール・リード・スミス)これが本物のブランドです。

1980年代後半から日本で発売されているそうです。PRSホームページです。カルロス・サンタナさんとかが愛用してますね。

そしてPaul Smith(ポール・スミス)イギリスを代表するファッションブランドです。男子高校生のダサ坊からオシャレになりたくて憧れたけど、そもそもポール・スミスに行く服がなかった。。オールサティ。

このロゴ、知ってるでしょ?トニー・スミスのヘッドのロゴを見て下さい!ロゴはここからパクってます。そしてギターはPRSからパクる。1本のギターで2度パクる!!ちょっとやりすぎちゃいまっか~。

そして、Johnny Smith(ジョニー・スミス)×2人

まず、一人目のJohnny Smithは高名なジャズ・ギタリストです。

初めて演奏を聴きました。

Jazzの事はよく知りませんが、とてもいいなと思いました。そういえばギブソンからジョニー・スミスモデルのフルアコが出てましたよね。思い出しました。

多分、めちゃくちゃ高いと思います。2013年に亡くなられております。Walk,Don’t Runの作曲者だったんですね。これはベンチャーズの曲だと思っていました。勉強になりますぅ。

そしてもう一人のJohnny Smithはもちろん、全日本プロレスでも活躍した、

イギリス出身のプロレスラー、ジョニー・スミスである。小柄ではあるが正統派のテクニシャン。1985年(阪神タイガースが日本一になった年です。)ジョン・スミスに改名。あのダイナマイト・キッドの教えを受けております。

なかなかシングルマッチがなくて。。解説はジャイアント馬場さんです!ジャンボ鶴田さん元気です!
 ハイっ!といったワケでございまして、一本のギターからこんなに脱線しております。こうして何時間もかけて記事を書いています。それを30記事も消してしまったんだから、とてももったいない気持ちでまだ効いてます。覆水盆に返らず。諦観しようではないか。

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コメント

  1. 平田智章 より:

    スミスというのは、鍛冶屋(職人)を表す古英語ですね。
    鉄を扱うのがBlacksmith(黒鉄だから)、ブリキを扱えば Whitesmithです。

    鍵職人をLocksmithといいます。これをもじった音楽ゲームにRocksmithというのがありますね。

    smithというのは「作る人」ということです。

    経済学者にアダムスミスという人がいますね。
    アダムというのは人間のことです。
    人間を創造したといえば・・・神様。

    そういえばアダムスミスは神の見えざる手とか言ってたような。

    • mahcaster より:

      平田様>コメントありがとうございます。そうだったんですね。スミス&ウエッソンという拳銃もありましたね。スミスが鍛冶屋だったとは。米国人のよくある名前だと思っていました。

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