ダサくていい。

ギルドD-55 雑記
フラッグシップモデル

こんにちは。ごきげんよう。大阪府高槻市沢良木町16-45樋口亜沙子ギター&樋口商店より樋口昌紀がお送りします。ビジネスと言うのは必ず3者存在します。まず自分、お客様、同業者です。例えば自分のギターが壊れたとします。全く知識の無い状態でネット検索していろいろなサイトを見ると思うのですが、正直、どこがいいのか分からないって事はないですか。どのサイトも似たり寄ったりでよく分からないんですよね。おそらくプロの方がホームページを作成していると思います。いわゆるちゃんとしたカッコいいホームページですね。その中にあって我が樋口ギターズのホームページは

衝撃的にダサい。20年前のホームページみたいです。もちろん、ホームページビルダーでワタシが作りました。ダサいけれども他とは違うという一番大事なミッションをクリアしているのである。めっちゃクオリティーの高いホームページで圧倒するのも、衝撃的にダサいのも他とは違うという点で一致しているのである。これはホームページに限った事ではないですね、何かを表現する時に必ず付きまとう問題ですね。ミュージシャンだってそうです。「なんか、どれも同じやん。」って思う事ってありませんか?韓国のアイドルグループなんてもう何が何や分かりません、同じような顔して、太もも出してイラっとするダンスを踊っています。今、スマホで検索したら軽く111組もアイドルグループがありました。楽器を演奏するでなく、ローラースケートを履くでなく。ブレイクダンスをするでなく、彼女らにあるのは肌色と若さだけ。そして数年で賞味期限が切れる。

魂は入っているか?

SEOやキレイでカッコいいホームページも大事だけれど、一番大事なのは魂が入っているかどうかである。ホームページやブログなどは生きていなくちゃならない。人が住まなくなった家はあっという間に廃屋と化す。ホームページやブログも全く同じで、更新していないのが分かったとたん人はそれ以上見るのをやめてしまう。ブログにしたって1ヶ月に一回くらい更新して「寒くなりましたね。」とかそんな文章が3行ほどあるだけでは、逆に負の宣伝になりますからブログという項目をなくした方がいいと思います。人が見たいのは写真や定型文ではないのです。筆者のフィルターを通した文章が読みたいのである。「この人はこういう風な価値観を持っているんだな。」「この人は何を大事にしているのか。」そういった事が知りたいのである。

ダサい方がいい事だってある。

はじめて、オシャレな洋服屋さんに行った時の事を思い出して下さい。10代後半にもなればオシャレに目覚める人は多いでしょう。今まではお母さんがイトウゴフクで買って来たトレーナーを着ていたかもしれない。でも、周りの友達はどんどんオシャレになって行く。「よし、俺もアメリカ村に行くぞ。」というようにイトウゴフクとお母さんを卒業するのですが、まず梅田や心斎橋という街がすでにオシャレでビジター感が強い。行き交う人はみんなおしゃれに見える。自分も頑張ってイトウゴフクをアレンジして来たけれど、ショップでバカにされたらどうしよう。「あ、今女の子が笑った。俺の事かなぁ。。」そんな時代はありませんでしたか。
 そんな中、ちょっとダサい店舗で店員さんもイトウゴフクをめっちゃアレンジして楽しんでいるお店があったら安心しませんか。もちろん店内にはオシャレな服が揃っています。つまり、入り口のレベル(敷居)を下げる事でお客さんが入りやすいようにしているのである。

オシャレでも個性が無くて死んでいるホームページには人は来ません。当たり前ですよね。そんなところに行ってもいい事があるとは思えません。敷居を下げるのはとっても大事なのですが、サービスやパフォーマンスも低くては意味がありません。敷居はどこよりも低く、パフォーマンスはどこよりも高い。僕の目指すビジネスモデルです。

ちゃんと来てくれる。

日夜、四六時中そういった事を考え実行しているとオーラが出て来る。ウソと思うかも知れませんがPCのディスプレイからオーラを放つようになります。そうすると、その波長にピッタリの人が寄って来てくれるんです。僕は専門用語や横文字をなるべく使わないようにしています。今、国会ではリスキリングなる言葉がおおはやり。あのね、分かりにくいのは悪ですよ。もし、ビルの非常口が分かりにくかったらどうしますか?高速道路の降り口が分かりにくかったらどうなりますか?

Guild(ギルド)D-55のリペア

ちゃんとウチを見つけていただきました。とってもいいギターですね。新品だと66万円です。フォークファンの憧れです。ギブソンでもなくマーチンでもない。ギルドを選ぶ人はセンスがいい。

このギターのコピーモデルはたくさん見てきましたが、本物は扱った記憶がございません。良材が惜しみなく使用されております。症状といたしましては、開放弦でビビる。ネックは真っ直ぐなのでナットが低いという事になります。確かにすでにフレットに乗っちゃってます。方法はただ一つ、新しいナットを作るという事になります。ナット作成、その他調整で10,000円税込までの修理です。
 お客様曰く他店では「修理するには10万円かかる。」と言われたそうです。「え?もしかして?もしかする?」はい、予想通りのショップでした。ホントにいい話を1個も聞かない。ま~他のショップは他の尺度で事象を見ているわけですから、言いたいけどなんとも言えません。今、スマホで【高槻 ギターリペア 修理】というワードで検索したら樋口商店がほとんど独占していました。Googleを買収する事なんか出来ません。Googleは極めて公正です。それだけの実績と専門性を評価してくれているのだと思います。何度も言いますけどこんなにブログ書いてるヤツおらんて。

ギルドと言えばこの人を思い出します。Richie havens(リッチー・ヘブンス)このパフォーマンスはボブ・ディランのデビュー30周年記念コンサートのものです。1992年10月16日、Just Like a Woman(女の如く)を歌っているのですが、ギターの押さえ方を見て下さい。ほとんど親指でいってます。しかも高速ストロークで会場は大盛り上がり。かっちょいい~~!

漫画も売れました~!(^^)/

樋口商店に来てくれる方はある程度、ホームページやブログを読んで下さっているので、話がトントンと弾みます。

ワタクシの魂の4コマ漫画Mau is allも買っていただきました。マニアックすぎたかも知れません。でも、面白いのも結構あると思います。是非、タカミーやモト冬樹で腹筋崩壊して下さい。
 ハイっ!といったワケで本日もブログを更新する事が出来ました。最後まで読んでくれてありがとうございます。やっぱりね、今年は出会いの年ですね。1月もいろいろありました。ありがたい事です。

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迷わず押せよ。押せばわかるさ
皆さんの勇気のおかげで195人中8位です。

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コメント

  1. 太田祥道 より:

    今日のブログは最高でした!
    樋口さんのブログを読んで樋口商店に足を踏み入れました。
    樋口さんは常に飾らずカッコつけず等身大で自分をさらけ出してるからすごく親近感を覚えて今日に至ってます。
    魂はいつも伝わってますよ👍

    • mahcaster より:

      太田様>コメントありがとうございます。ブログって深いですね。とっても手間がかかる作業ですが、それを読んで「あ、ここなら行ってみようかな。」と思ったり、ちょっと勇気が出たりするのかもしれません。読んだ方がどう判断されるかは分からない訳ですから、僕は真実を書き続けるだけです。みんなに好かれようと思うと一文字も進まないんです。

  2. 玉垣 より:

    樋口さん、先日はありがとうございました。修理ではお世話になります。

    親しみやすいホームページとブログによって、私のような者でも勇気を出して、伺うことができました。
    またギターを丁寧にチェックいただき、素材や作りなども知ることができ、自分のギターに対する愛着が増しました。

    今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

    • mahcaster より:

      玉垣様>コメントありがとうございます。楽器屋さんとかギター屋さんって意地悪な人いますよね。専門用語使ったり、軽く見てるというか。
       全くわからない方のお役に立つのが僕たちの仕事だと思ってやって来ました。それは今でもこれからも変わりません。カッコつけずに行ける場所にしたいんです。でも、仕事はキッチリ結果を出す。そんなショップ&教室が高槻にありまっせという事で、ギターの仕上がりが楽しみですね。どんどん弾いて下さい。いいギターは目を覚ましますよ。

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