ギターのリペアあれこれ。

エピフォンセミアコ ギターリペア
豪華なルックスですね。

こんばんは。ごきげんよう。大阪府高槻市沢良木町の樋口亜沙子ギター教室&樋口商店より樋口マサノリがお送りします。ご訪問いただき誠にありがとうございます。レッツゴーじゅんです。いや~~1位からの見晴らしは最高だね~これぞ有頂天。フハハハハハ!俺の上には誰もいない。2,3日は天狗になると決めた。どうせ失速するからね。ハイっというワケで今回はリペアの記事にします。

テレキャスターシンラインのフレット交換。

何といっても軽い!メチャクチャ軽い。生でもかなり鳴ります。フレットを交換したことでさらに弾きやすくなっています。ワイドレンジ・ハムバッカーが特徴的ですね。甘いメロウなサウンドから噛みつくようなタイトで粘りのあるサウンドまで、この1本でカバーできます。

ネック自体が少し太めで大変弾きやすい。フレットが大きくなった事で発音が楽になりますし、スライドやベンドのストレスも全くありません。塗装も施されて、まさに生まれ変わったようなシンラインです。

フレットの背が高くなるので、当然ナットも交換しなければなりません。このナットも少しの溝切でサウンドが変わるデリケートなパーツです。

エピフォンのセミアコの配線、ロッドカバー製作。

先日も紹介したセミアコです。

少し調べたところ、このギターはジョー・ボナマッサの数量限定シグネチャーモデルのようです。ギブソンのセミアコES-355を徹底的に再現しているそうです。指板がエボニーですね。かなり重く4.64Kgとなっています。

箱モノの配線って本当に大変ですよね。ミドリ楽器時代は少しやっていたのですが、とにかく時間がかかるし大変でした。松原工房さんはアーチトップを製作するくらいだから朝飯前なのだろうか。

ロッドカバーが紛失しておりましたので、新しく製作しました。オリジナルはここにBONAMASSAという文字が入っているようです。ちなみに、皆さんはボナマッサをご存知でしょうかアツいブルースフィールあふれるギターを弾く男で、グラサンでオールバック。いつもスーツを着ています。

このギターかなと思ったのですが、ビグスビーじゃないし、バリトーンスイッチみたいなのも確認できます。カラーもシースルーで木目が見えていますね。いつも汗だくです。

クラシックギターのナットとサドルを製作。

これは私物です。5年くらい前にジモティーでしくったギターです。松之助という名前を付けて弾いてきましたが、ナットとサドルがプラスチックで弦高が高い。しぶしぶ弾いてきましたが、この度牛骨に交換していただきました。やっぱり全然違いますね。

特筆すべきはそのフォルム、1弦側にテーパーがつけられています。ナット溝が絶妙で1フレットが押さえやすい。

別にネックが反っているワケではないのですが、これくらい削らないと弦高が下がらないんです。ギリギリセーフですね。

月2回ミドリ楽器でギターを教えています。

生徒は僕の両親です。母親の方はちょっと弾けてきました。ウェス・モンゴメリーみたいに全部親指で弾いてますけど。今度、動画撮ります!お父さんはね~~すぐに「あ~~無理、ワカラン。」と言ってますね。彼のカラータイマーは30秒ですね。

看板が脱落していたらしく、あまりにもさびれていたので直してきました。創業47年、まだ続いています。
ハイっ!といったワケで、今回はギターリペアのお話でした。最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。それでは!バイバイ~(^^)/

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