こんばんは。ごきげんよう。大阪府高槻市沢良木の樋口亜沙子ギター教室＆樋口商店の樋口マサノリがお送りします。ご訪問頂きありがとうございます。そうそう、ムラムラさみぃ～ずのライブ動画アップしたので、一応貼っておきます。
皆さま、もうご覧になりましたかね。このバンドで10年くらいギター弾いてますけど、一番いいライブだったような気がします。ダラダラせずにコンパクトに収まっていて、それでいて弾ける所はいい感じに弾けてますし、さみぃ～のキャラクターも立ってます。Keyはプロの方なので、それも大きく影響してますね。70年代ロックが好きな方には、なじみのあるナンバーが続きます。
ギターをもらった!!
この仕事をしていますと、よくギターをもらいます。「うちのお父ちゃんが使ってたやつ、どないしよ。」みたいなん。「捨てたらよろしいやん。」とも言えず。。そういうのに限ってまず100%鬼安物、転売不可。。まさに地縛ギター。ああ、また浮遊ギターが増えてしもた。ま、何本かは教室の看板になってもらう予定です。人柱的な。隣の小学生にさんざんベンベンされるがよいわ!!ヌハハハハ!!「これ使えますやろか？」言うて持ってきた結構いいギターをボロクソに言うて、けちょんけちょんに言うてから「5,000円やったらもろうとこか。」と、ワイはそんなんよう言わん。それに何万円ものっけて売るとか、ワイはようせん。
岡ちゃん。んん～あれ岡ちゃんってどうやって知り合ったんやったけ。と思い出せないくらい自然と会話したりラインしてますね。また、この岡ちゃんがめちゃくちゃマニアックなんです。僕も本気出さなやられます。無想転生を出さないと勝てない相手ですね。このレベルになると大手チェーンの店員じゃ敵わない。店長クラスもやられる。岡ちゃんって言ってますけど僕より年上なので「岡ちゃんサン」って言ってたら「岡ちゃんでいいから。」と言われて、少し遠慮しながら岡ちゃんと呼んでいます。いや～深い。懐が深い、落合博満もビックリですな。
このギターをくれました。1960年代後半のKawaiギターです。1966年にヤマハがFG-150を販売します。フォークギターの誕生です。「何？ヤマハがフォークギターを!!」当然、ライバル会社であるカワイもギターを発表します。それがこのFG-150Mです。岡ちゃんとあれこれ言ってましたがオール楓、メイプルのMだろうと落ち着きました。でも、悲しい事にヤマハはカワイをライバルだとは思ってないよね。1960年～70年代は少し思っていたかも。空前のピアノブームでしたから。その時、カワイで全国一ピアノを売ったのが我が父、樋口健一である。現在、カワイが勝てるのはムーンサルトとYOSHIKIのクリスタルピアノだけ。だから今は卓球台とか作ってる。でも、ヤマハがオーソドックスな誰にでもそつなく満足を与える企業、今で言ったらユニクロだとしたら、カワイはなんでしょうね。どうしようもなくマーケティングセンスのない田舎商人。このギターを見て下さい。クセしかない。1960~1970年代はフォークの時代。パンタロンの時代、ラブ＆ピースの時代です。みんな海外の反戦フォークや日本のかぐや姫、吉田拓郎、井上陽水に夢中だったはず。絶対、ナチュラルトップに黒のピックガードやん。それを何を考えてるのか、ネックのポジションマークはテスコのままです!!これ絶対テスコ用の指板ですよね。フォークギターはスプルースとマホガニー、ローズウッドと決まってますやん。これオールメイプルで、しかも着色してる。ピックガードはネジ止め、もっとふざけてるのがこのひげブリッジ。19世紀ギターを模したのかラコートを見たのか、でもアジャスタブルサドル、ごっちゃごちゃでわわけわからん。
このヘッドのギターは何本か見てますが、意味不明です。ナット幅は狭いが鬼のように分厚いネックもあります。基本オール合板です。結局、ビザールなんですよね。でも、膝に置きポロロンと鳴らすとええ感じに湿ったトーン。今の一番安いアコギより全然鳴らん。でも55年くらいこの世にいるこのギター、しかもカワイといえば親父の代名詞。この縁よ。
引き寄せの法則？
はい、僕はそういうの一切信じないんです。宗教とギャンブルはするな、これ親父の遺言ですねん。（生きてるけど）でも、最近ほんとに寄ってくるんですよ。自分が磁石になった気分。この1年は特に磁力が強くなったみたいです。宗教というより縁と捉えております。そういったワケでウチに来たこのギター、かなり状態が悪い。鉄弦に負けてボディーは変形しており、ネックヒールはグラグラ、ブリッジも浮いてます。5ミリ以上ある弦高、なんの罰ゲームなのだ。これ松原さんもNOって言うよなぁ多分。このギターの事は追々アップしていきます。今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。チャンネル登録者数が1110人から全然変わらんよね。そんなワケない。もっといってると思う。それでは!!バイバイ～(^^)/
コメント欄は一番下にあります
↓↓↓↓↓↓
コメント