たまには楽譜でも読みますか。

ドナドナ楽譜 ギター教室
メロディーと伴奏が書かれています。

こんばんは。ごきげんよう。大阪府高槻市の樋口亜沙子ギター&樋口商店の樋口昌紀です。今宵もご訪問いただき誠にありがとうございます。「花田優一、靴制作休止宣言かぁ。」アカンアカン、関係ない記事読んでしもた。今日買った9Vの電池を入れるとZO-3が復活しました!ジャヒ~~ンとやった瞬間に「うるさい!」で、スイッチ切りました。(´;ω;`)ウッ…今度は教室で鳴らしてみようっと。

そうそう、楽譜の話ですね。エレキ、アコギの場合はまず五線譜で弾く事はありませんから、「ギター歴20年、でも楽譜は読めません。」という不思議な事態に陥るのは致し方ないのであります。ワタシの炎のギター教室では一名だけエレキギターの方がおられます。10月に向けて何か弾きたいなぁと思っております。せっかくなので五線譜にトライしてみようかと思っています。

タブ譜じゃなくて、五線譜ね。

タブ譜というのは五線譜が読めない方でも、ギターが弾けるようにした数字譜の事です。ま、補助輪付きの自転車みたいなものです。絶対、こけないけどカッコ悪いですよね。特に大人が乗っていたら。今回はこんな楽譜でいろいろ勉強しようかと思います。

こんな簡単な楽譜でも勉強になる事はたくさんあります。まずメロディーですが、例えば開放弦を使わないようにする。これだけで指板の理解は大幅にアップします。次にコードネームですが構成音を覚えてしまいましょう。一つのコードに対して4つのポジショニングが出来るようにします。次に伴奏ですが、特にフォーク出身の方はコードネームで左手を覚えているので、押さえなくてもいい弦も押さえている場合が多いです。ここはいったんコードネームで反応するのをやめましょう。そして同時に二つの音を出しています。これはフィンガーピッキングで対応します。ピックを置きましょう。

ここまで言って何なんですが、楽譜は読めなくてもいい。

だって世の中には目が見えなくても、素晴らしい才能を持った方はたくさんおられます。突出した才能がなくたって、人一倍優しい気持ちを持っているかもしれません。

ですから、アナタがこれから勉強して練習して楽譜が読めるようになっても、その事だけは覚えておいてください。

 他にもいろいろ遊べますよ。パワーコードで弾いてみる。1オクターブ上で弾いてみる。ベンドやスラー(ハマリング、プリング、トリル)スライド、グリッサントで弾いてみる。コード構成音でタッピングしてみる。アドリブで弾いてみる、E7があるのでGを#させたAハーモニックマイナースケールがハマると思われます。といった具合に簡単な楽譜からいろんな発想をして己を高めていく。

楽譜が読めないのは悪い事ではない。

楽譜が読めない人は、どうするかと言うと耳コピをします。聴いた音を真似する状態です。実はこれはとてもいい事なんです。耳が鍛えられます。音というのは目に見えませんから(これを忘れてしまっているギターや音楽の先生は多い。)目を閉じて聴覚を最大限に研ぎ澄まします。そして、一度では聴き取れませんから、何度も何度も繰り返します。実はそれも大事な練習なのです。楽譜が100%正しいとは限らない。ミスプリントやバージョン違いもあるでしょう。原始的な事ですがやっぱり音は聴くものです。そこの順番は間違えないようにして下さい。モーツァルトがアドリブで弾いたのを採譜して楽譜にしているのです。音楽理論も全く同じ、先人たちの実践、知恵、感覚、統計が音楽理論になっているのです。先に実践なのです。

 ハイっ!といったワケで楽譜のお話をさせていただきました。読めなくても気にしなくていいんです。読めるからっていい音楽が出来るとも限りません。ギターで言えば不世出のジャンゴ・ラインハルトは文字すら読めませんでした。盲目でとんでもない演奏をする人はたくさんいますよね。

未だに彼を超えるギタリストはいません。ジャンル別でしたらクラシックギタリストの山下和仁さんなどもヤヴァイです。

この人の演奏を聴いていると楽譜が読めるだ、読めないだアホらしくなって来ますね。ま、順番としては楽譜を見て何弦で何の音を出すのかを決めていきます。そして左指の運指を考えて、じっくり練習するのが得策かと思います。暗譜したほうが良いです。ハイっ!と言ったワケで楽譜の事はお分かりいただけたでしょうか。最後までお読みいただき誠にありがとうございます。また来てや~(^^)/

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