樋口昌紀の雑談集パート⑱

フェンダーノイズレス ギターリペア
フェンダーのノイズレスPUです!

こんばんは。ごきげんよう。大阪府高槻市沢良木町の樋口亜沙子ギター教室&樋口商店より樋口昌紀がお送りします。ご訪問いただき誠にありがとうございます。もう2月も終わります。早い!むしろ速い!でも「遅いな~まだ?2月?」って言う人はあんまりいないよね。
 しかし、いろんな事件がありますが「なぜ?」という事件も多い。最近ではNHKのアナウンサーが女子アナ宅に侵入。これですね、これはウケた。女子アナの後ろをつけて部屋になだれ込んだら男がいたって、どんだけついてないねん。ついてないっていうのもどうかと思うけど。フツーに怖いよね。取り押さえられ、3階共用スペースから決死のダイブ!!足を怪我して入院、20日に逮捕。早稲田大学を卒業、NHKに入社。47歳、息子が2人。いきなり人生ハードモード突入。これ、もし侵入出来ても結局捕まるやん。多分、人生のハードモードをプレイした事がないんやろな。エリートコースやんか給料もええし、NHKは倒産しません。ボーナスも出ていわゆる勝ち組。俺やったら絶対そのモードを死守する。それよか、女子アナの方がいい迷惑やで。清純派で売ってたらどうすんねん。「男おるんかい!」ってなるやん。ほんまに迷惑なオッサンやで。

胃カメラの話

多分ね、まだまだ胃カメラにビビってる人っているんと違うかなと思って。真実を書きます。何かの参考にして下さい。本日、午前。胃カメラをしてもらいました。自営業手伝いなので自分から予約しない限り、胃カメラも健康診断もありません。ほぼ強制的に予約されていました。これで3回目です。3パターン試したので、箇条書きにします。

①麻酔なし‥‥これはキツイ。口から行きます。めっちゃ痛いし、オエオエなりますよ~。食道を通って胃に入ります。「痛い!早よ、早よ抜いてくれ!ゲフゥッ」ほぼ放心状態で終了します。病院に車や自転車で行くと麻酔が打てませんので気を付けて下さい。
②麻酔あり、注射なし‥‥これもキツイ。液体を飲まされます。当然まずい。その次はのどで留める液体を飲まされる。最後は飲み込むのですが当然まずい。これがのどの麻酔らしいが全然意味なし。①と一緒。ゲフゲフ言って打ち上げられたクジラみたいに脱力で放心。
③麻酔注射あり‥‥昔、全身麻酔をした事がありますが、本当に不思議なくらい覚えていません。覚えているのは注射をしてチクッと痛みを感じて「はい。横になってね。」までしか覚えてないんです。「はい、起きて下さい。」と言われて目を覚ますと終わってるんです。もうこれをやったら他は無理ですね。結局、何か出来てたみたいでそのまま耳鼻科に行きました。今度は鼻からカメラを入れられました。胃カメラに比べたら屁みたいなもんです。そこで一ヶ月後に来なさいと言われました。

ストラトキャスター魅惑の変身。

エレキギターの楽しみ方は人それぞれあると思いますが、パーツをグレードアップするのもその一つといえます。今回は2ハムのスクワイヤーのストラトをフェンダーノイズレスPUに交換しました。もちろんピックガードも作ります。ちなみにこのピックアップだけで僕のテリーボーイと影武者夫が買えます。どんだけ安物やねん。

これはこれで置いておけば、また使えますしね。便利なギターですね。

一気にイメージが変わりましたね。クリーム色のピックアップカバーもいいですね。グレードアップ!

いろんなギターを見る度にレオ・フェンダーの偉大さがよく分かる。フェンダーの影響を受けていないギターは無い。ギブソンも影響されている。1954年にストラトキャスターを作ってしまった。後はその進化系に過ぎない。69年間何も変わらないデザイン。このスクワイヤーは中国製ですが、とてもいいギターだと思います。ネックのメイプルは良材で結構太いんです。ジャンボフレットだし、さすがフェンダーです。影武者夫のチープさが骨身に沁みます。

川田一高No20と田村広P-80

クラシックギターファンであればこのタイトルにグッと来るだろう。実は縁があって川田一高のギターを買う事になった。松島多見先生からの紹介で「630ミリのギターを要りませんか?」と。そういえば、家の長女がそろそろ580ミリでは小さいと思っていた。川田一高さんのギターは知っていたがまじまじ見たのは初めてである。

素晴らしい材料が使われているのが分かる。トップ板はおそらくジャーマンスプルース。ベアクロウの入った最高級品です。

川田一高さんは1948年2月生まれです。現在75歳ですね。まだまだ現役のようです。このギターは1987年製です。36年経つのですがネックは真っ直ぐで若々しい音です。この方の師匠は言わずと知れた田村満さんです。高知県の名工、田村兄弟。詳しい記事はこちらです。確かに満氏のギターを彷彿とさせる箇所は多い。しかし、満氏がドイツ式ジョイントに落ち着いたのに対し、川田一高氏のギターはスペイン式でライニングも違う。個人的には満氏のギターより高いレベルで完成しているように思います。1987年といえばバブル絶頂期ですね。ローズウッドも最高級品です。是非、娘に弾いて欲しい逸品です。嫁入り道具に持って行って欲しい。今の絵を見ていると、イラストレーターか漫画家になるのは間違いなさそうである。だから、趣味としてたまにはギターを弾いておくれ。時が経ち俺が死んで、また時間が経って思い出すだろう。「アホな親父やったな~」

田村広さんってなんか商売人のイメージが強い。1970年代にメッチャ売ったんやと思う。見かけるギターはほとんどがP-30かP-50までで、P-80やP-100などは希少である。逆に田村満さんの安いギターって見た事がありません。多分、意見が合わなかったんじゃないかと推測しております。(田村広さんのギターもいいですよ。念のため。)

BOB DYLANが来日するらしい。82歳!

そりゃ俺も歳をとりますよ。御大82歳です。ボブ・ディランにハマったのはもう30年前ですね。その頃の僕はエレキギターも弾いていましたが、バンドをするとかそういうタイプではなかったんですね。絶対ピン。ピンで完結できる事に興味がありました。それから、他と圧倒的に違うという存在。上手いギターや上手い歌には全然興味はありませんでした。むしろ、どうしようもないくらい下手で変な歌を探していました。初めてボブ・ディランを知ったのはホントに30年前です。テレビで見ました。あまりにも感動した自分は横にいた母に「これ、すごい!」と言ったのを覚えています。母は「これは歌?」と言っていました。「歌でも何でもいい。とにかく変だ!」とすっかりハマってしまいました。

これです。まさにこれ。NHKで放送したんですよ。少し前からボブの事が気になっていたので、文化祭の練習をバックれまして帰宅。テレビの前に鎮座して観たのであります。この時、ボブが52歳で僕は16歳でした。なんと僕はこの長い歌を歌詞カードを見ずに聴いたまんま歌う事が出来ました。もう音で覚えるくらい聴いたんです。もちろんギターもエンディングまで完コピしました。ここから30年も歌い続けるのですから、この時のボブはわざと老けて見せたんだと思っています。そういう人なんです。その頃の僕はどうしたらボブみたいになれるのかしか考えていませんでした。それが間違っている事に気が付くのはずっと後になってからの事なのでした。
 ハイっ!といったワケでいろいろ書きましたね。ボブのコンサートは行きたいけど¥21,000もするみたいです。多分、最後の来日だと思います。1960年代から歌い続けているロックの生きる伝説なので、この価格でもしょうがないとは思います。あのBlowin’In The WindLike a Rolling Stoneを作って歌った人がまだ見れるという事の価値が半分以上を占めています。そう思います。もう歴史上の人物に会いに行く感じですね。上野のパンダとか「とにかく見たい。」1970年の大阪万博の月の石状態です。ま、今まで何回かコンサートは行ってるんですけどね。30年前にも行きましたが、その頃からバックバンドを連れて来てました。BOB DYLAN His Bandって書いてました。一人の弾き語りもないし、ペンペンギターもないし、ただでさえ英語だし、ボブは崩し過ぎてもはや念仏。マーク・ノップラーと来たら行きたい。90年代以降からのバンドサウンドがちょっと苦手なんです。魅力はやっぱりピンですよ。ピン時代。バンドサウンドになった頃、マイク・ブルーム・フィールドのギターは良かった。ボブのバックはシンプルで個性の強いミュージシャンが合うと思います。ディストーション禁止。ペダル・スティールも要らない。Subterranean Homesick Blues のサウンドが一番しっくり来ます。

こういう感じですね。サイコーにイカしています。今のバンドは上手すぎるのかも知れません。はい。最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。じゃ、また!!(^^)/

楽しいホームページ
人気ブログランキング参戦中
迷わず押せよ。押せばわかるさ
皆さんの勇気のおかげで195人中8位です。

コメント欄は一番下にあります。
↓↓↓↓↓↓↓

コメント

  1. kaya より:

    川田さんのギター持ってましたが、すっきりした音色で、遠達性がすごいですよね。ちなみに630mmのハカランダ庄司ギターを手放そうかと思ってますが、サブにどうですか?笑
    田村廣さんは関大の大先輩にあたる人で、ナニワ商人の気質も持ってるんでしょうね。ギター職人になる前は、炭屋さんや和菓子屋さんを経営し、めちゃくちゃ繁盛してたらしいです。

    • mahcaster より:

      kayaさん>コメントありがとうございます。やっぱり田村ギターの事を語らせたらKayaさんに勝てる人はいないね。川田一高さん、いいですね。650mmも弾いてみたい。庄司さんも良いギターですよね。昔、工房を訪ねました。昔のギター(ソルとかアグアド時代)って630mmとか610mmとかやもんね。十分鳴ってくれます。また縁があれば相談します。(^^)/

タイトルとURLをコピーしました