お大事にされて下さい。

フェンダージャパン ギター販売
ペグがサビてるね。

こんばんは。ごきげんよう。大阪府高槻市沢良木町の樋口亜沙子ギター教室&樋口商店より樋口マサノリがお送りします。ご訪問いただき誠にありがとうございます。いや~~待ってましたか?「樋口はいつブログ書くねん!!」「YouTubeもアップせんと何をしとるんや。」って感じですか。ま、仕事はしてます。今回のタイトルは医者か?看護師か?いや、骨董屋のおやじのセリフである。ワタクシは古物商の許可を得ております。ま、プロの古物商人という事です。(楽器に限る)っていうか許可がないと古物の売買は出来ません。

 プルルルル「はい。樋口マサノリです。ギターが、はい。3本ですか。ええ、では後ほど。」お家にあるギターが使えるのかどうかを見て欲しいという事であった。

いいものは価値が上がる。

たまにですね。「これはとても古いギターだから値打ちもんだろう?」と仰る方がおられますが、いいものは価値が出ますが、当時の安物は古くなればただのゴミです。キッツ~い!!でも真実。いいものは昔も高価なものです。それが時を経てビンテージになります。それでは、今回のギターを見て行きましょう。

フェンダージャパンのストラトキャスター

今、とんでもなく値上がりしているのが、このフェンダージャパンの中古ギターです。

Vシリアル、1990年代かな。調べれば分かりますが、今回は買い取りではないので調べません。この辺りのフェンダージャパンは販売価格10万円を軽く超えてきます。当時の定価は65,000円とかだと思います。(USAでした。)

日本製のギターは高くなってしまった。何回も言いますが物価は上がってますよね~1.5倍くらいに上がっているように思います。ところが、所得は30年変化なし。よく暴動が起きないと思います。メチャクチャ我慢強い国民ですよね。ま~政治家のひどい事。政治家になるのも条件つけた方がええんちゃう。ビックモーターズで半年研修したり、月13万円で半年しのがせたり、インターンみたいな感じで必須項目にして、そしたらほんのちょっとはマシになるんかなぁ。いや、逆やな。ああいうヤツらは「あれだけ苦労したんだ、豪遊するぞ~ヒャ~~ヒャヒャ~!!」と北斗の拳のザコみたいになるだけか。選挙に行こう!!

所謂、62モデルですね。1962年のモデルを模した物という事になります。めっちゃ人気ありますよ~。楽器屋では強気な価格がついてますね。今の若い人から見たらビンテージっていう事なのかな。僕はまだ中古品という位置づけですね。中身はUSAのピックアップとCTSポットでした。リアのピックアップが鳴りません。

かなり放置されていたようなので、リペアとメンテナンスをしましょう。

Greco(グレコ)バイオリンベース

このグレコっていうブランドも高価になっております。グレコのレスポールなんか定価を軽く超えています。

これはハードケースで持ち込まれたので、グレコかへフナーだと思いました。1本目がフェンダージャパンのSTだったので、もしかしたらヘフナーもあるかと。結果、グレコでした。

懐かしいですね~と言っても僕はオンタイムではありません。もう日本製のコピー品はない時代でした。

中は空洞になっています。バイオリンと同じくメイプルの木目がきれいですね。

さすがに電気系はガリがあります。元はドイツのヘフナー社ですね。ポールマッカートニーが弾いて売れたモデルという認識でおります。

そうなんです。フレットがありません。が、フレットを抜いた跡があります。つまり、元は普通のフレットがあるベースだったという事です。確かに、元からフレットレスのVBSは見た事がありません。改造費は高かったと思います。

Martin(マーチン)D-28

マーチンのハードケースですね。多分、D-28だと思いました。なぜかD-18って全然見ません。パカっとケースを開けるとやっぱり。

「アコギといえば?」ギター関係者、愛好家は皆、D-28と答えると思います。当時はとても大きなギターとして発表されたワケです。ドレットノートですから。興味がある方はググってみて下さい。

1990年代の一時期、真っ黒のエボニーじゃないD-28がありました。これです。「強度は変わりません。」と言われてもマグロがいい。

でも、見慣れてくるとこれもカッコよく見えてきます。

マーチンではよく見かける症状です。縮むので、少し足して接着するみたいです。

というワケでFender Japanのストラトキャスター、グレコのバイオリンベース(フレットレス)、マーチンのD-28の3本でした。「直して使った方がいいのでしょうか。」とお尋ねになられました。ご家族の方が使っていたお品という事でした。私は骨董屋のおやじとして一言「お大事にされて下さい。」とお答えしました。お宝レベルのお品の数々に一人テンションが上がっていました。全部リペアして使える状態にする事になりました。これからも何十年と使用できる楽器です。価値は上がり続けます。手放さないようにして欲しい。けど所有者の勝手だから、それは言わない。
 ハイ!!っといったワケで真面目なブログだったでしょう。僕も一応、こうして働いているワケです。一見好きな事を仕事にしているように見えるかも知れませんね。でも、骨董趣味は幼児の頃からありましたね。古い物への畏敬の念はありました。古い建物や仏像も詳しくはないけど好きです。今回も最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。それでは!!バイバイ~(^^)/

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