第49回日本ギターコンクール!レポート。

ザ・フェニックスホール ギター教室
日本ギターコンクール

こんにちは。ごきげんよう。大阪府高槻市沢良木にある樋口亜沙子ギター教室&樋口商店の樋口昌紀です。ご訪問いただき誠にありがとうございます。インスタグラムをやっているとたまに外国の女性からフォローされる。その人の投稿はないか、10個くらい微妙な自撮りがあるだけである。「私は人類に絶対的にコミットしています!」はあ?変な日本語でしつこくメッセージしてくる。多分、こういうのを手あたり次第やりまくっているんだろうな。そして「はじめまして、」なんて下心丸出しの日本人を騙すんだろう。国際ロマンス詐欺「こんなん誰が信用するねん。」と思いますが、被害者はいっぱいいるんですね。「分かりました。早速、¥1,000万円送金します。でも、ワタシのスイス銀行からお金を出金するのに200万円かかります。」と切り返すと、その後一切連絡がない。大丈夫かなぁ。

時は来た。いざ、出陣。

コンクールというものは順位がつくので、戦いなのは事実であるがステージで全力を出せるか?自分との戦いなのである。

大阪に来ることなんかめったにないので、もはや知った風景はない。ここのところ電車に乗れるようになっている。多分、ワタシの事を知っている人が一緒だと安心するのかもしれない。このパニック障害はやっかいなんですよ。治し方が分からない。一応、薬も出るのですが効いているのかどうかよく分からない。一念発起して「梅田まで行くぞ。」と決めて特急に乗ってえらい事なって「やっぱりダメだ。」と悪化していく。

今回もF・ソルのメヌエットを2曲弾きます。ワタシも弾いた曲ですが、この選曲で上位に入るにはかなりの技術がいると思われます。速く弾くとか、ミスなく弾くとかそんな事ではどうにもなりません。ソルは古典派だから淡々と弾けば良いみたいな事を聞くが、半分ロマン派である。

平常心?そんなヤツおる?

大体は緊張して実力が出せないのである。しかしながら、こういう場面に於いて「平常心」を保とうとするのは無理がある。だって、日常じゃない事をしているのだから。知らない場所に来て、知らない人間と会う。審査員、その他に注目されながら、たった一人でギターをしかもクラシックギターを弾くのである。もし平常心でいられたら、それはそれでどうかしてる。

爆睡する。

すんません。クラシックギター好きですよ。うん、好きなはず、あれ、めっちゃ眠たい。アカン、落ちる。イビキだけはかいたらあかん。
 例えば、めっちゃ焼き肉好きな人が焼肉食べに行って、お腹パンパンまで食べて「あ~~食ったなぁ」って時に「あの~駅前の焼き肉屋なんですけど、今回特別にオープン記念で9割引きなんですよ!」って来たら「あ、そ、今はええわ。」ってなるでしょ。その状態なんですよ。バッハ、バッハ、ソル、アグアド、バッハっていう感じです。瞬殺でした。ヒザから落ちたね。

「心地ええわ~~。」そうこうしているうちに、亜沙子先生の出番です。前回の山陰ギターコンクールよりはいい感じやったと思いましたが「これは、間違いない。」と確信するには至りませんでした。よくいえば、普段通り弾いたという事である。ですが、これはすごいアドバンテージである。あとは練習するだけでいいのである。ワタシとは真逆である。ワタシはいずれ自分の弟子を送り込む事になるだろう。

その辺をぶらりと歩く。

結果発表まで時間があるので、その辺でお昼を食べましょう。という事でぶらぶら歩く。

吉野家といえば先般、とんでもない発言をした常務伊東正明氏が思い出されるが、人の噂も七十五日というように皆、胃袋には勝てず何事もなかったように営業している。(もうちょっと肉入れて)

そして、結果発表~~パフパフ

果たして、樋口亜沙子の名前は呼ばれるのか。銅賞、ない。銀賞、ない。金賞?やっぱない。オーマイガッ!!またしてもボウズ。

でもね、僕はこれでええと思うんです。これから、テクニックも表現力もまだまだ伸びしろはあります。舞台に強いし、普段通り弾けるというのは一種の特殊能力やと思います。一回、金賞とったらもう要りませんやん。段々、近づいてるのは間違いないから、来年もここに帰ってこよう。

蓬莱の551は「ないとき~」でしたが、人生に無駄な経験など一つもありません。僕も昔「どうやったら上手くなるんやろう。」と思った事がありました。ある日「この人、上手いな~」と思った人のギターを見る機会に恵まれました。黒檀の指板は全ポジション至るとこまで、弾いて、弾いて、弾き込んだ跡がありました。当たり前やけど「そら弾くしかないわな」と納得した事があります。樋口昌紀、炎のギター教室からも出場したい人がいれば、一緒にがんばります!(その時は寝ません!)

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