こんばんは。ごきげんよう。大阪府高槻市沢良木にある樋口亜沙子ギター教室&樋口商店の樋口昌紀です。ご訪問いただき誠にありがとうございます。これはどの世界でも同じかもしれませんが、道具を大事にする人が上達します。大事にすることで価値が出て愛着が湧く。→触る時間が増える。→上達する。という理想的な流れになります。
クラシックギターのリペア
今回は真っ黒になってしまった弦と故障したペグを交換します。
弦を交換してボディーやフレットを磨き上げます。
ここが故障すると、交換するしかありません。ペグのバラ売りはありませんので、全部交換します。
クラシックギターの弦は最低でも1年に2回は交換した方がいいです。毎日、弾いている人ならもっと、4,5回くらい交換してもいいと思います。
汚れないよりは、汚れている方がいいですね。それだけ触った、弾いたって事ですから。
このギターは由緒あるスペイン製のギターでPePeギターといいます。品番はPS-48、弦長が480mmの幼児が弾くギターです。小学生、低学年までは弾けます。
フレットを磨きましょう。
少しだけ面倒くさいかも知れませんが、マスキングして一本ずつ磨きます。結構念入りに磨いた方がいいです。
要らないTシャツや専用のクロスで磨き上げます。指板に残った研磨剤は歯ブラシで掃除します。
クラシックギターはナイロン弦ですのでフレットが減る事はありません。(あっても、かなり弾き込んだ場合に限ります。)ですので。弦交換の際に磨いておけば、ずっとキレイな状態を保てます。
新しいペグを取り付けよう。
ペグの交換時はサイズを測ってから発注、交換しましょう。32mm 35mm 39mm 40mmといろんなサイズがあります。
面倒くさくても、ネジ穴は埋めよう。
30分くらいしたら、爪楊枝をカットします。
これで新しいペグのネジ穴をあける準備が出来ました。
開けすぎて貫通しないようにしましょう。ドリルにテープを貼っておくと分かりやすいです。
このギターも価格が上がってきています。大事に弾いていきたいですね。キレイな中古品を在庫しています。もし、ギターをはじめたいお子さんがおられましたら超お買い得品です。樋口商店在庫です。
こうして、磨き上げれば楽器は生き返ります。道具は大事にしましょう。弾き終わったら、楽器専用のクロスで拭いてあげましょう。そうしてあげるとギターは必ずお返ししてくれますよ。(^^)/
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