こんばんは。ごきげんよう。大阪府高槻市沢良木町の樋口亜沙子ギター教室＆樋口商店より樋口マサノリがお送りします。ご訪問いただき誠にありがとうございます。今日は朝から土曜参観という事で6年生と3年生を見てきました。静かな授業で暴れる子供はおりませんでした。6年2組、僕はそのままみんなと同じ中学に行くはずだった。。そこから僕の苦悩ははじまったのである。もう書かないけど。
本日はアコースティックギターの教室がありました。実は2名しかいないんですね。アコギが一番人気かと思ったのですが、エレキとクラシックギターが多いんです。
YouTubeのデメリット
今は何でもYouTubeで教えてくれます。しかも全部タダ。でも「そんな事されちゃったら商売あがったりだよ。」とは思わない。僕も一応YouTuberなので、心霊現象のチャンネルを見たり、たまにギターレッスン動画を見る事がある。まず、YouTubeのシステムとしてはチャンネル登録者数が多くて再生回数が多いと広告料が支払われる。なのでヒカキンとかはYouTube一本で食べて行ける。この先は分かりませんが。ま、あんなのはもう出ないから普通に就職した方がいいと思います。ギターのチャンネルもすぐできる、5分で弾けた、はじめに覚える３つのコードなどと景気のいいサムネイルがたくさんありますね。当然、彼らも再生回数が欲しいわけですよ。だからギターはすぐに弾けません。基礎に始まり基礎に終わる。そういった文言を書くわけないのである。僕から言わせていただければ、コード、コードというけれど、Cコードの中身は何？Amコードの中身は？Gdim7コードの中身は?Cコードをピアノで弾けますか？本当はこういう所に時間を割かなければならない。簡単に手に入るものは簡単に出て行く。何度も言ってきた。YouTubeはすでに1になっている人を対象にしているきらいがある。何度も言いますが物事は0から1にするのがとても大変なのです。1から2は容易です。その0から1になるところを説明している動画なんかありませんよ。だってそんなの再生回数稼げないでしょ。地味すぎて。
情報が多すぎる
僕はね、YouTubeだけでもギターは上達すると思っていますよ。有能な1人に絞ればね。しかしながら情報がたくさんありすぎて、ちょっと出来なかったらすぐ違う動画に行ってしまう人はいませんか？それは0から1になる大変さから逃げている状態ですね。何かうまい方法があるだろう。と次から次へと動画を漁る。いつまでたっても1にならない。僕はね、せっかく月謝を払ってまで教室に来るのであれば、騙されたと思って僕を信じて欲しいと思っています。どうしても信じられなくなった時は、近所のゲオに行って「ベストキッド」を借りてきて下さい。アナタはダニエル、私はミヤギさんです。ダニエルはミヤギさんの教えに疑問を持ちます。「なんだよ、こんな事してどうなるんだよ。早く技を教えろよ！」という風に。ミヤギさんは静かに小さく笑うだけです。
ギター教室はいらない？
YouTubeのレッスン動画などを見ていると、大事な部分が抜けているというか知らないんだろうなという場面に出くわす。人に何かを指導するってメチャクチャデリケートな事だと思っています。常に自分を疑う心を持たねばなりません。先日も書きましたが絶対という言葉を使う人は信用できません。ギターの弾き方について絶対なんかありません。現在進行形で常に研究し続けなければいけません。「今はこれでいい結果が出てるんで、こうしましょうか。」という姿勢が大事である。それから、その人が今どのような状態にいるのかを見極めなければいけません。大工の仕事が家を建てる事であるなら、私たちの仕事は依頼主がギターを弾けるようにする事である。「教室に行ったって上手くはならないよ。結局は自分がどれだけ練習するかだよ。」という意見もたくさん見かけます。そうであるならばボクシングジムも空手道場も、水泳教室も体操教室も何もいらないという事になる。独学でおかしな練習を1年続けるなんて悲劇でしかない。教室と言うのは歪みを直して、次に行く先を指し示す場所である。
目を閉じる
たまには目を閉じてみましょう。音は目に見えないという事をもっと感じましょう。人間というのは、ものすごい能力を持っています。その触覚、聴覚を研ぎ澄ませるのです。
ここまでしろとは言いませんが、視覚を奪われたとてギターは弾けるという事を知っておいて損はないでしょう。
練習しすぎない
はじめは1日5分程度でいいと思います。人生はギターだけではありません。ゲームもしたいし、テレビも見たい。YouTubeも見たいし、やる気にならない時もある。
島村楽器のブランドJames（ジェームス）のギターですね。トップ単板でいい音がします。迫力のドレッドノートサウンド。是非、弾き倒して欲しいと思います。楽器なんか弾いてナンボです。必ずギタースタンドに立てて、目に見える場所に置きましょう。やる事は先生に言われたことだけでいいです。その純度を高めて行って下さい。
ギターは本当に奥が深くて楽しい楽器ですが、間違った方法で進めると挫折する可能性が非常に高い楽器ともいえます。まさかFコードなんかを必死に練習している人はいないですよね。
ブログが面白いらしい
嬉しい事ですよね。「ブログが面白い。」って結構言って下さいます。こんな嬉しい言葉はありませんね。僕は有名人ではないので内容で勝負するしかないんです。「よく、そんなに書くことがありますね。」と言う人があるが、新聞は毎日発行されますでしょ。あれと同じ感覚ですね。「なんかネタがあったらブログを書こう。」そう思う人って多いと思いますが、そうじゃないんです。何もなくても書くんです。「今日はネタがありません。」といって新聞が休刊になる事はない。
ハイっ！といったワケで今回の記事はいかがだったでしょうか。何かの役に立てばいいですね。いいブログは役に立って面白いというのが条件となります。実はそれ以外の理由で、誰だか分かんない人のブログを読む可能性はほぼゼロであります。ではこれにて！バイバイ～(^^)/
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