こんばんは。ごきげんよう。高槻市沢良木町の樋口亜沙子ギター教室&樋口商店の樋口昌紀です。このブログも歴史が出てきましたなぁ、15年くらい書いているのかな。文章を書くのは苦ではないしどちらかといえば楽しんでいる。自分が行った事で人がどんなリアクションをとるのか、それを楽しみにしているんだと思います。ギターを弾く、ブログを書く、漫画を描く、会話をする。全部一緒です。
ギター業界は薄給である。これは昔から言われている事である。楽器屋さんの店員さんはメチャクチャ給料が安いらしい。僕がミドリ楽器にいた時は「自分の給料は自分で稼ぐ。」と思っていたから。どれが売れたらどれだけ利益があるとか、店内の在庫品は全て把握していた。(自分で価格を決めていたので当然っちゃ当然。)高い楽器が売れても、委託販売だと20%しか入らない。かといって売りたいものを売ったことはない。お客様が欲しい物を売っていただけである。この仕事での楽しみの一つは、いろんなギターに出会う事である。実物を手に取って見れる。
このブランドのギターもあって、当時欲しかったんですよ。15年くらい前かなぁ。Eastman(イーストマン)も良かったよね~。
当然弾けないんですけど、このサウンドは病みつきになりますね。こんなんとかコントラバスとかフレットレス全般、弾ける人を尊敬してしまう。
単板削り出しって、とんでもなく面倒くさい工程なのではないかと思ってしまう。これは作る人もスゴい。当時20万円くらいで売っていたので、かなり売れたと思います。
さすがにバック板は合板である。確かバイオリンフィニッシュとか言っていたような気がする。おしゃま。
御多分に漏れず、ジャンゴ・ラインハルトに辿り着いたワタシはマカフェリギターが欲しかった。でもあれは、もうジャンル限定ですからね。あれでゆずなんかを弾き語ってるヤツがいたら、、、それはそれでおもろいがな。だから、つまりブルースとかジャズっぽいものとかも弾きたいしな~でピックギターに辿り着いたわけである。で「単板がいいな。」となって買える値段のものは、ランドスケープかイーストマンしかなかったのである。
この黒檀(エボニー)だけでも結構貴重じゃないのか。今となっては。
で、一体何のリペアだったのかって言うと「ストラップピンの取り付けである。」これね、自分で出来ると思って失敗するリペアのトップ3に入るでしょうな。僕は絶対触りたくない。考えただけでも寒気がするぜ。
最近、特に思うんですけどプロの方は僕みたいな人間の考えうる事よりも、もっと先を見て、もっと大きな視野でリペアを考えていると思います。簡単に言えば「任しといたらええのである。」¥1,450税込み。え?安ない?自分でやるより絶対ええでしょ。(^^)/
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