樋口マサノリの雑談集パート㉟パフパフ~

ヤマキギター ウクレレ
弦がどす黒い。

こんにちは。大阪府高槻市沢良木町の樋口亜沙子ギター教室&樋口商店より樋口マサノリがお送りします。ご訪問いただき誠にありがとうございます。先日も書いた通り、高槻北部での仕事が決まりました。実は今年は何か新しい展開があるんじゃないかと思っていました。私、年男なんです。辰年なんです。今までは辰年が来ても、肝心の龍が居眠りしている感じでしたが、今年はカッと目を見開いているんです。長~い眠りから覚めたというか、いよいよ目覚めたかと。そういう印象を持っておりました。そこに来てこういうお話を頂いて、非常にご縁を感じております。

おじいちゃんがくれたギター

プルルルル、ガチャ「お~おたくはミドリ電化やのう~」

私「いや、ま、はい、そうです!!」

おじいちゃん「実はギターがあるんじゃが、弦が切れとって、誰かにあげるにも直さなイカン思てなぁ」

私「はぁ、ま、ちょっと、分からないんで、お近くであれば見てみましょうか?」

おじいちゃん「ほな、また、電話して行くわ、のう」

私「はい、承知しました。ありがとうございます。」

で、本当に来ていただきました。御年86歳!!裸でフォークギターを持って来て下さいました。(おじいちゃんが裸ちゃうで、ギターが裸な。)

10000分の1の確率でマーチンD-45が来るかも知れへんやんか。ってそんなワケないよね。見事なYamaki(ヤマキ)!!しかも、モデル120(フル合板)とてもダーティー。

おじいちゃん「もう、これ捨てるのもアレやから、な。」

私の心の声「どれやねん。ゴミ持ってくな~」

おじいちゃん「最近、お父さん見んけど、どないしたんよ。」

私「もう、半分引退してまして。78なんで。」

おじいちゃん「まだ、ワシより10も下やんか。頑張らな。」

私「はぁ…」

おじいちゃん「ほな、これ、置いていくから、あんじょうヨロシクタノンマッサ。」

私「はい、ほな、何とか使ってみます。」と言ったものの…

本格的にゴミをもらった形になってしまった。あとはゴミの日に出せばいいだけである。おじいちゃんが捨てるか、俺が捨てるかだけの事である。しか~し、ワイはよう捨てん。楽器は特にギターだけはよう捨てん。♪大阪で生まれた~男やさかい、どす黒いゴミみたいなヤマキ~よう捨てん。♪ボロか!!楽器を捨てるっちゅうたら、テクニトーンはようさん捨てたな。親父はピアノの調律が出来ないので、楽器処分の仕事もよう受けてた。で、あのでっかいテクニトーンの廃棄を頼まれることが多くて、もちろん一人では出来ないので僕と2人で行くのである。まぁ、ようさん捨てました。その時は何にも感じなかったね。ひたすら重くて邪魔っていう感想しかない。小学生の頃、僕もピアノをやらされたのですが、すぐに止めました。やっぱりね、そこまで行って弾かなアカン楽器がもう興味ないんですね。ギターならどこでも持って行けます。で、兄貴はバイオリンをやってましたが、バイオリンは和音が弾けないでしょ。まぁ重音であったり、和音をずらしてアルペジーレみたいなのは出来るかも知れませんが、完全に同時に3声以上の和音が弾ける楽器でしかも、安価で持ち運べるってギター最強やん。って思ってハマったのもありますね。ハープもその条件をクリア出来るかも知れませんが、庶民には買えないし、俺、ハープは弾きたくない。ハープはユリアが弾く楽器やから。

お前にはまだ働いてもらう

もはやギターとしての役目は終わっている。そう判断しました。しかし、まだコイツには出来る事があります。いや、コイツにしか出来ない事ですね。とりあえず、クリーニングです。

キレイになりました。これからペグなどを磨いて、お化粧してきます。今日はここまででした。

ギターのリペアが多いね~

本当にめっちゃ電話かかってきますよ。ま、僕としては嬉しいんですけど、やっぱりこの辺には他にないみたいやね。「他、行って偉そうにされたんで。」とか言われてまっせ。偉そうにしたらあきませんで。その分野に詳しいだけなんやから、全く分からない人の身になろうとして会話しましょう。

ノイズ処理と後は全体的なセットアップのご依頼でした。やっぱり持ってみると、指板のアールが緩いのと、指板の幅も広く感じます。「フェンダーじゃないな。」ってうのはスグに分かって、ヘッド裏のシリアルがEDなので、これはEDWARDS/エドワーズのギターである事がわかります。しかしながらアルダーボディーでテキサススペシャルピックアップを搭載しているようで、いい雰囲気のギターです。

炎のギター教室 at Po開催決定!!

3月22日(金)19時~21時です。ウクレレで予約が入ったそうです。そうです、僕は渚のウクレレ教室もやってますので、はい。よろしくお願いいたします。基礎の事を知りたいと思っている方もおられるかと思います。僕の場合は弾き語りの伴奏としてのギターも出来ますが、ギターという独奏楽器、器楽としての基礎を、二人の師について習得しています。それだけでも軽く20年は費やしました。そういう部分でお役に立てればいいですね。おもしろくて役に立つがモットーですから。ハイっ!!というワケで、今回も最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。「どんなヤツがやるねん。」って気になる方はYouTubeを見るなり、このブログをさかのぼって読んでみたりしていただくと、おおよその事はお分かりになるかと思います。とても読み切れる量じゃないと思いますが…すんません。では!!そういうワケで!!バイバイ~(^^)/

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