中古ギターはこうして売っている。

アリアA-40S ギターリペア
もう一度、弾いてもらう準備は出来ました。

こんばんは。ごきげんよう。高槻市沢良木町の樋口亜沙子ギター教室&樋口商店の樋口昌紀です。本日も当ブログにお越しくださいまして、誠にありがとうございます。誰だかよく分からない人のブログにわざわざ来てくれるのですから、嬉しい事です。「あ~~俺も過払い金とかないかなぁ」でも怖くて、よう電話せん。なんなんあの「じゅう、じゅう、じゅう。」ってアンタ、じゃりン子チエかいな!

 さて、樋口商店とは中古ギター専門店である。高槻は広い。ギター屋さんは少ない。リサイクルショップでもいいのですが、基本的に買い取ったままちょっと拭いて展示してあるだけなので、状態が心配である。そういったワケで専門店で買うっていうのは安心ですね。アフターもしっかりしているし、ギター話で盛り上がったり、ブログを読んだり、漫画を買ったり。いろいろ楽しいものですよ。

このままでも弾けますが、やっぱりキレイな方がいいじゃないですか。

例えば、良くつぶれる店ってありません?「また、ここつぶれてるわ。」「ほんま、ここはコロコロ変わるよな~。」そんな場所には残留思念が残っているのです。は?残留思念?はい。その場所に残された、これまでの起業者の想いです。いい想いならいいのですが、借金抱えて夜逃げした。自死などハードなものもあるかも知れません。ワタシが中古品を売る時に考えているのは、いかに残留思念を無くすか。です。

何でもそうですが、価値を見出して丁寧に世話をしていれば、自然とその対象物は貴重なものとなり、また人に愛される対象になると思います。僕はペットが飼えない環境ですが、保護猫だって毎日、毎日お世話をすればきっと可愛い猫になって、愛くるしい存在になります。

それは物であっても同じ事だと思います。「大事にするから価値が出る。」そう思います。先日、アマチュアの音楽会のお話をしたと思います。http://higuchi-guitar.com/live-2/演奏後、みんなで少しおしゃべりして帰りました。その時「ギターのリペアやってはるんですよね。」と言われました。

「はい、受け付けています。」

「このギター、ツレからもらったんやけど弦高が高くて。」

「じゃ、ちょっと見てみますね。はい。」そのギターはオール合板で70年代に発売された、言ってしまえば安物でした。(ヤフオクで¥500円+送料くらいで買えます。)順反りしていてネックアイロンしか方法はないと思われました。(ネックアイロンでも直らない場合があります。)でも、その方はそのギターでライブをしているんです。リペアするとそのギターが10本くらい買えるかも知れません。

そういう事なんですよね。楽器というのは想いが入っているから、その人からしたら大切なギターなのです。価値とはそういう物です。とても素敵な考え方だなぁと思います。実は僕のギターも安物ばかりなんです。(Mahcasterは除く)でも大事にしているから、他のギターが欲しくなる事がないんです。

話を戻します。ボディーを磨き、フレットを磨いて、ピカピカになりました。弦だってケチケチせずに一番高い物を張ります。

すぐに売れてしまいました。ネックに反りはなく、肝心の音はむちゃくちゃ鳴っています。ベース音も裏板からずんずん響きます。もちろん、残留思念も吹き飛んでおります。

小さな店ですが、ギター愛好家の集まる人気スポットになればいいなぁなんて思っています。基本的にはギターの話、音楽の話、プロ野球の話、プロレスの話、お笑いの話、漫画の話が多くなっております。だから女子が来ません。。ま、そこは亜沙子さんに任せています。主は樋口亜沙子先生なのであって、僕は従業員扱いです。(;^_^A

楽しいホームページhttps://musica-guitar.com/

カオス!インスタグラムhttps://www.instagram.com/mahcaster/?hl=ja

ツイッターhttps://twitter.com/PBeyrJPV2y73Pa7

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