10年教えた。

こんばんは。ごきげんよう。大阪府高槻市沢良木町の樋口亜沙子ギター教室＆樋口商店より樋口マサノリがお送りします。ご訪問いただき誠にありがとうございます。私もこの仕事をはじめてもう26年になります。ギターを教えるという立場になった時、何をしなければいけないのか。直感で思ったのはどんな楽譜でもある程度、初見が出来るようにならなくてはいけない。そして、クラシックギターの勉強を1からやり直さなければならない。というものでした。とても時間はかかるが「私、バイエル弾けないのよ。」という先生にピアノを習わせたくない。楽器店、音楽教室に生まれた身としてこの2つは楽器を教える最低限の資格のように思えた。表現や芸術性はもっと上のレベルの人がいるのかも知れないし、ある程度才能が物を言う。しかし、初見とクラシックギターは努力で何とかなる。才能がないなら努力するしかない。もちろんそれまでにもいろんな楽譜を弾いていましたが、教えるとなるといい加減な事は言えません。責任がありますから。何でも調べました。楽譜上にある言葉は全部調べていました。

10年教えた。

こんな僕でもいいと言ってくれる方がおられまして20年も教室に来てくださる方もおられます。今回は小学1年生から教室に来てくれたSさんです。中学生くらいからクラシックギターが好きになったようで、これは弾いておかなアカンという曲を次々とクリアしてきました。技術というものはお金では買えません。「100万円払うから今すぐギターを弾けるようにしてくれ。」は不可能なのです。どんな名コーチについても出来ません。技術習得には時間がかかるからです。これはすごい価値です。

ここまで弾けるようになるには、小さな階段を何度も越えなくてはいけません。近道はないのです。僕が一番嬉しいのは彼女がギターを好きになってくれた事、彼女の人生に音楽とギターがあるという事。ギタリストなんかにならなくてもいいんです。何でもない日常にギターがある。シンプルに弾くのが楽しい。それが一番だと思います。

ライトニン・マサキンス来日

ここのところYouTubeに注力してきましたが、そこそこ落ち着いてきましたのでまたブログと漫画も更新していきたいと思います。ま、僕がやっている事なので方向性や作風は似ていると思います。言葉なのか、映像なのかという手法の違いがあるだけでスピリッツは同じです。しかし、チャンネル登録者628名ですかね。現在。もちろんヒカキンから見ればクソみたいな数字ですが、いや、これシンプルにすごい事ですよ。再生回数を増やしたい、バズらせたいなら、お金をかければいいのです。UFOキャチャーに挑戦しまくるとか、あとはトラブル系ですね。ぼったくりバーに行ってみた、わざと職質を受けて「任意でしょ、任意！」と煽るなど。悲しい動画ばかりです。1人では何も出来ないのです。でもYouTubeの収入で暮しているので、同じような生産性のない動画をアップし続けなければいけません。それに比べて私のチャンネルは基本、他者を必要としません。その形態で628名はすごいと思っているのです。お金は使わない。わざとトラブルを起こさない、お色気もない。いわばフツーのオッサンが身一つで集めた数なのです。自画自賛もたまにはいいでしょ。

今回は海外からお客様が!?　是非、ご覧ください。ハイ、15日は発表会ですよ。よかったら来てください。キレイなホールで入場無料。物販します。
　ハイっというワケで今回も最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。いろいろと書きたい事もあるのですが、15日が終わるまではソワソワしております。それでは!!バイバイ～(^^)/

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