38年ぶり!!って長すぎる。

こんばんは。ごきげんよう。大阪府高槻市沢良木町の樋口亜沙子ギター教室＆樋口商店より樋口マサノリがお送りします。ご訪問いただき誠にありがとうございます。昨年の岡田監督就任からこのブログで2023年、阪神タイガース日本一を37回も記事にしています。例えばこの記事、怖いくらいに的中しています。是非、このブログ内検索で阪神日本一と入力してみて下さい。

個のオリックス、チームのタイガース
岡田野球の集大成
友達野球から勝つ野球へ
勝敗がつくんです
それでは試合を振り返ってみましょう。
で、頓宮。

個のオリックス、チームのタイガース

今回の日本シリーズで感じた事はチームの阪神、個のオリックスでした。オリックスの打線は見ただけで怖い。メッチャ打ちそうな外国人。森選手のフルスイング。首位打者の頓宮選手。沢村賞の山本由伸投手、それに比べて阪神はそこまで怖いバッターっていないんですよ。大山が4番ですからね。あとはクルクル佐藤。でも、このシリーズ佐藤が全く機能せずとも勝てましたね。　

岡田野球の集大成

だったのではないでしょうか。打者のヒットを打つ確率は良くて3割。ホームランはもっと減る。そこに頼るのではなくて、やらなくていい失点、ヒットと同じ価値のファーボールをしっかり選ぶ。一見消極的に見えるこの野球が最強だという事を証明しましたね。たまに出るホームランなんてたかが1点です。戦艦大和の主砲は当時世界最大でした。しかし、ろくに発射することなく小さくて俊敏な米爆撃機にめった打ち。3千人以上の乗組員とともに沈没しました。話を戻します。毎日、山本由伸投手が先発じゃないので計算出来ます。岡田監督は全部、計算していたと思います。僕は先日のブログでひとつ前の試合で阪神は日本一になると発言しましたが、これは山本由伸投手のすごさ（実績）を知らなかったからですね。そこまでパリーグに興味がないので、ぶっちゃけデータゼロでした。知っていたら「この試合は捨ててもいい。」と思ったのかも知れません。

友達野球から勝つ野球へ

今回、よく分かったのではないでしょうか。勝ちのような負けはないんです。1点足りなくても東大には落ちるんです。「よく頑張ったね、惜しかったね。」で何が報われますか。勝ちしか要らないんです。勝つためにはいいプレーをしなくてはいけません。いいプレーをするには鬼のように練習をしなければなりません。それは何のためでしょうか。ファン？家族？「ファンのために!!」とよく言いますが、そのファンは明日、ジャイアンツファンになっているかもしれない。家族が宝くじに当たって、もうお金に困る事はないかもしれない。なのでOOのためにというモチベーションは危険だし、完全燃焼は出来ないと思います。我欲でいいんです。一見、こういう事を言うと「自己中心的だ!!」「自分さえ良ければいいのか!!」などと無責任なヤジが飛びますが、自分が成績をあげん事には、誰かに施すことなど出来ません。「ベンツに乗りたい!!デカい家に住みたい!!美人と結婚したい!!」それでいいんです。そういう人は勝ちのためなら喜んでバントをします。

勝敗がつくんです

今は子供の運動会でも勝敗はつけない。「みんな頑張ったから、それでいいじゃない。そういう事が大事なんだよ。」男子も女子も同じ競技しかない。前にも言いましたが、それが死ぬまで保証されているならそれでいいと思います。でも、中学になれば勉強や運動の差が明らかになって来る。テストによって数字化されていく。数字で判断されていく。「みんな頑張ったから、それでいいじゃん!!」はウソだった事が分かる。社会に出れば一層数字で判断される。結婚相談所でまず聞かれる事は年収でしょう。その人の数字には出来ない良さ、優しさであったり、我慢強さであたり。そんなのは屁のツッパリにもならんのですよ。金、金、金、いくら稼いでいるの？にしか興味はありません。子供のうちから負ける経験をさせた方がいい。そうする事で自分の特性を知る事が出来る。「俺は運動じゃダメなんだ。じゃ音楽をしよう。」といった具合に本人が自分の一番の強みを早く知る事が出来ます。それは進路に大きくかかわってきます。有利な点で勝負する。これを幼年のうちに知る事は、その子にとって大変有益である。数字が得意な子は数字で判断される道を選べばよい。東大に入って金持ちになればいい。ところが「頑張ったからいい」ではいつまで経っても自分の特性が分からない。数字には向いていないのに何浪もするなんて、その後の人生も暗そうだよね。そもそもみんなが大学に行く必要なんかない。中卒で専門職につく風潮が当たり前になって欲しい。わけわからんFラン大学なんかどんどん無くなったらええねん。
　僕はめちゃくちゃアホだったので、私立中学で嫌というほど自分が数字では最下層にいる事を叩き込まれました。でも、絵が好きだったので根気だけは自信がありました。絵って完成まで、めっちゃ時間がかかるんです。それから楽器、習得するには毎日の無駄のない練習が必要です。一夜漬けは通用しない世界です。僕の場合は中学校で「あ、俺は数字の世界で勝負すると不利だな。」と判断出来ていたワケです。だからこそ、楽器や絵に全精力をつぎ込む事が出来たのです。

それでは試合を振り返ってみましょう。

シーズン打率.240 ９本塁打の助っ人がまさかの大活躍。ずっと思ってたんやけどこの成績で助っ人って。。二軍にもっと打つ人いるでしょ。と思ってしまう。「いあ～ノイジーは守備がいいですから。」って何をほめられとるねん。でもおかやんが使うという事は何かあるんでしょうね。このHRは効いた。これで決まった感はあった。

38年ぶりの日本一、誰でも試合に出たいよね～。坂本捕手やったら許す。シーズン途中からばく進出来たのはこの人のおかげ。

中野選手は何本ものヒットをアウトにしています。素晴らしい守備力。安打数もリーグトップです。めっちゃ年俸あげたげて!!

日本シリーズのMVPはこの人じゃないの？近本選手？でも納得。打率.483ですから。それにしても、この森下君は最高でした。熱い男です。シーズンからスイングがすごかった。粘って粘って、宇田川君から打ったスリーベースは球史に残る。ルーキーにこんな助けてもうて「おい!!佐藤、聞いてるか。ホンマに!!」

シーズン中は岩崎投手も頑張ってくれました。剛速球もないのによく抑えてくれました。おかやんの配慮で胴上げ投手にさせたかったんやろね。横田選手と一緒に。

今年、テレビ買ったんですけど。このためだったのですね。他は全く見ません。(;^_^A

で、頓宮。

このシリーズで一番怖かったのはこの頓宮選手です。3本のホームランを放ちました。とにかくパワーがハンパない。飛距離がエグい。7対0で終わらせなかったのはオリックスの意地ですね。阪神に欲しいと思ってしまいました。ナイスバッティング!!

ホントにチームで勝った阪神ですね。青柳ではじまり青柳で終わった。おかやん采配。守りの野球、強かった。

2リーグ制になって2回目…少なすぎる。巨人は…(;^_^A　38年の間に亡くなった虎党もたくさんおられたと思います。ずっと空の上から応援していたと思います。ありがとうございます。

吉田義男さんもめっちゃ喜んでいたそうです。選手と監督で日本一。おかやんはやっぱりすごい。

オリックスはホンマに強かった。個の力では負けていたと思います。それでも負ける。野球はおもしろいですね。

小学生の頃は甲子園によく行きました。バックネット裏で観る事も多かった。超満員の阪神電車で帰ったものです。親父は20時に寝たそうです。今度、伝えてみようと思います。本当にこのブログでは阪神ネタを書きまくった1年でしたが、そこにはいつも佐藤輝明選手がいました。このシリーズで1本はホームランを打つと思いましたが、バットは湿りっぱなし。素人目に外角の速いストレートと落ちる球で全部三振してます。もう少し粘って欲しいな。三振が多すぎる。もうルーキーでもないんやし、おかやんの高校からの実績とかウイキペディアで調べてみたら？内角打ち上手かったで～YouTubeで見た方がええよ。