新しいギターを買う?それともリペアする?

フライングV ギターリペア
新しいGibsonギターを買う事を考えると、、迷いますね。

こんにちは。ごきげんよう。大阪府高槻市沢良木の樋口亜沙子ギター教室&樋口商店の樋口昌紀です。ご訪問いただき誠にありがとうございます。ワタシの完全オリジナルスーパーマニアック漫画「Mau is all」はお買いになられたでしょうか。Amazonでも買えるのですが、ぽろぽろ売れています。いった誰が、、、あんなマニアックな本を。ギター屋さん、ライブハウス、音楽スタジオなんかに置くと面白いかも知れません。

ほとんどのギターはフレット交換で蘇る。

アナタがどんなギターをお使いか分かりませんが、古いフェンダーやギブソン、それをコピーしたギター達は基本フレットが細くて低い。減りも早いので思いっきり押さえないと、いい発音が得られなくなります。1948~1952年くらいのお話ですが、まさかこんなにもいろんな奏法でギターが弾かれているとは、レオさん、ジョージさん、レスさんも思いもしなかったのではないのでしょうか。しかし、ギター界って不思議だと思いませんか?例えばトヨタが最新の技術で新車を発表している一方で、1930年代の車を今も作っているとすれば、その理由は何なのか。それはノスタルジーではないかと思います。バディ・ホリーやジミ・ヘンドリックス、エリック・クラプトンが弾いていたあのギターが欲しいんです。たとえ不便であっても、それが欲しいんです。ビンテージ家電などがわざわざ新品で作られることがないという事は、楽器には特別な「思い入れ」というものがある事が分かります

ミディアム・ジャンボフレット。

天才レオ・フェンダーは常にミュージシャンの要望を叶えたかったのではないのでしょうか。そうでなければテレキャスターでさえ誕生していなかったのです。「大きな音でもハウリングしないギター」を求められたから、レオはテレキャスター(ブロードキャスター)というギターを完成させたのである。常に新しい物、ミュージシャンを満足させるものを作りたかったレオはパイオニアであり、本物のプロフェッショナルである。レオが全くギターが弾けなかったのもポイントだと思います。後のG&L社では22ミディアムジャンボフレットで指板のRも大きくとられています。これも、ミュージシャンの要望だったんでしょうね。「ネックとフレットをレスポールみたいにしてくれ。」と言われたのかも知れません。

ギブソンのフレットは太いのですが背が低いものが多いので、やっぱり弾きにくい印象があります。確かわざと低くした時代があったと思います。レスポールカスタムの「フレットレス・ワンダー」はきし麺のようでした。

ギタリストが主役になった。

それまで、ギターはブンチャッ、ブンチャッと鳴らしておけば良かったのですが、ギターで己を表現する者たちが現れました。カントリーからロックンロールへ、ブルースロック、ハードロック、と音量は増していき、ギターにも変化が求められました。

フレットは太くて背が高くなっていきました。これにはギター奏法の中でタッピングが主流になった事も要因かと思います。時代はハードロック、ヘビーメタルとよりテクニカルなギターソロが好まれるようになりました。

フレットは消耗品。交換は¥30,000~¥45,000です。

フレット交換は、なかなか高額なリペアです。でも、¥30,000や¥45,000ではギブソンは買えません。悩ましいですね。実は私のストラトタイプ、Mahcaster(マーキャスター)もフレットが減ってきてます。。僕はフレット交換にします。フェンダーはネックのトラブルが出ればネックごと交換できる設計にしています。(それもすごい発想ですよね。)でもネックグリップが気に入っているので、このネックは手放せません。は~久しぶりにマジメな事書いたら疲れた。最後までありがとう!(^^)/

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