こんばんは。ごきげんよう。大阪府高槻市沢良木町の樋口亜沙子ギター教室&樋口商店より樋口マサノリがお送りします。ご訪問いただき誠にありがとうございます。前にも言いましたが、この雑談集は密かな人気記事との事です。楽しんでいただいておりますでしょうか。自分が全くのフツーの誰にも知られていないオッサンという立ち位置を見誤っては大変な事になります。そこは、毎回チェックしながら書いております。はい。
結婚するなら趣味が合う人か、趣味を持っている人がいいんじゃないか。
これは僕の話なんですけど、僕は起きている時間の80%はギターを弾いていると思います。朝昼晩夜中、関係なく起きていればほぼギターを弾いています。これが成り立つのは樋口亜沙子もギターを弾く人間だからなのです。「いいご身分ね、ギターばっかり。」こんな嫌味を言われなくて済むのです。(実際は言われます。)「なんぼなんでもギターばっかり弾きすぎやろ!」←こんな感じで怒られます。でも、ギターを弾かない人よりはそういう嫌味を言わないと思いますし、そもそも起きている時間の80%ギターを弾いてる人間が結婚しているのが奇跡なのかもしれない。結婚を諦めて、趣味に走る男性なんかもおられますよね。湯水のようにお金を使って趣味に没頭する。不思議とそうはならないんですね。そこまで絶対ギターという感じでもないんです。もし「明日からギターを弾くな。」と言われれば、漫画を描くと思いますし、ブログも更新するでしょうね。
ギターを弾くのは好きですが、無くても不幸せにはならないと思います。そうじゃなきゃダメだとも思っています。明日の朝起きたら手が動かない病気になるかもしれない。それでも生きて行かなくちゃいけないのだから。
ギターがグレードアップした左利きの生徒さん。
樋口亜沙子先生の生徒Kさんがギターを買ってもらったらしい。Kさんはとても個性的で自分の世界を持っている女の子です。(ほんまかどうか知りませんよ。僕がそう思うだけで)Kさんは左利きで、はじめは右でも弾いてみたりしたそうですが、左に落ち着いてもう4~5年くらいはギターを弾いていると思います。左利きのギターはとても少ないので探すのが大変だったと思います。今日、見せてもらいました。
小平(コダイラ)という有名なブランド品です。シダー(杉)の単板でとてもよく鳴ります。今までがショートスケールのラミネイトギターだったので、分かりやすく言えばバイトから部長になった感じです。あと、社長と会長がありますが、それは大人になって自分で買えばいいかと思います。右利き用のギターで弦を反対に張るのではなくて、はじめから左利き用として製作されているので、内部のブレーシングやナット、サドルも全てレフティの特別仕様です。
これは宝物だね。社長ギターや会長ギターを買っても、このギターはずっと大事にするんじゃないかな。ご両親の愛だからね。
このギターはまだ前のギターですね。よく弾けていますね。幼稚園の頃から知っているので、あっという間に大きくなった感じがします。いや、ホントこの10年は個人的にもいろいろありましたが、こうしてギターを通して誰かのお役に立てるのであれば嬉しい事です。
小学5年生女子、炎のエレキギター教室!
えっと多分、本人はこのギター教室の名前が樋口マサノリ・炎のギター教室という事も知らないと思います。そして知らない方がいいのかもしれません。絶対、男子に何か言われると思うと、私は一時の遊び心でなんという教室名にしてしまったんだと一瞬後悔し、いやこれでいいのだ。と胸を張る。
YouTubeでエレキギターの動画を見て、ウチにご連絡いただきました。小5といえば10歳ですかね。多感な時期ですし、自分から何か始める時期なのかも知れません。親としては本人がやりたいと言い出したことは応援したくなるもんです。そして、自分から言い出したものは続きますし、上達します。ウチの子も漫画の画力は、なかなかすさまじいものがあります。自分から始めた事ですから。ギターも合奏には参加してくれます。
僕のこだわり。
小学生という事は楽譜を読めない子がほとんどです。それでいいんです。僕のこだわりを箇条書きにします。
◆聴覚を信じる…これはいきなり電子チューナを使うのではなくて、まず耳で正しい音を聴き、その後 自分のギターを鳴らして音の違いを聴き取るというものです。相対音感ともいわれます。これを毎回行う事によって聴覚を鍛え上げる。電子チューナーは検算に使う電卓みたいなものと心得る。
◆五線譜を読む…何を当たり前の事を言ってんすか、先生。と思われるかも知れないが、エレキギターしか弾かない者はTAB譜という数字譜しか読めない事が多い。これは非常にもったいない。10歳であれば楽譜が読めるようになるのに半年も要らぬ。これは後々非常に役に立つ。エレキギター以外の楽器は五線譜なのである。吹奏楽部に入るかも知れない、ピアノを弾く友達と演奏するかも知れない。その時の共通言語はTAB譜などではなく五線譜である。ちなみにアコギしか弾かない者はコードネームでしかギターを弾けない場合が多い。(すでに大人になってTAB譜で事足りる場合は読譜を強要しない。)
◆視覚を閉ざす…よく指板を覗き込むようにしてギターを弾く人がいますが、正しい姿勢で聴き手の方に体を向けると、演奏中に見えるのはサイドポジションマークだけである。もっと言えば見えない。早い段階からギターを見ないようにする。ここで鍛えるのは触覚と聴覚である。人間の触覚はとんでもない機能を持っている、その材質を、その温度を、その硬さや柔らかさを瞬時に読み取るのである。そして、視覚を閉ざされると自然と聴覚が敏感になる。盲目の人の触覚と聴覚は凄まじい。
すでにギターを弾いている経験者の方にもおすすめします。きっと新しい世界があなたを待っています。たった一枚のタオルや手拭いで出来るのです。試さない手はないでしょう。
一回のレッスンで6つの音を覚えます。音程、音名、ポジション。音符を見た瞬間に音が出せるまで訓練します。訓練というとやらされてる感がすごいのですが、かるたみたいなものです。どっちが早くその音を出せるか。そうする事で徐々に指板が頭に入ってきます。12フレットまで入れば終了です。
ハイっ!といったワケで雑談集のわりに真面目な記事になってしまいました。秘奥義・心眼を会得したい方はお気軽にお問い合わせください。今回も最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。またのお越しをお待ちしております。では!バイバイ~(^^)/
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