ソロギターが弾きたくなったら

クラシックギター ギター教室
珍しいペグ

こんにちは。ごきげんよう。大阪府高槻市沢良木町の樋口亜沙子ギター教室&樋口商店の樋口マサノリがお送りします。ご訪問頂きありがとうございます。弾き語りに憧れてギターを始める人ってめちゃくちゃ多いと思います。もう、ほとんどそうだと思います。だからコードフォームを覚えて、ジャカジャカするのである。好きな曲をギターで弾き語るのは非常に楽しい。僕もそんな事ばかりやっていた。しかし、この弾き語りのギターパートにはメロディーがない。つまり歌わなければ何の曲かさっぱり分からないのである。それじゃイントロでも弾こうと思っても楽譜が読めない。じゃあタブ譜付きのソロギター曲集を買おう。という流れになるかと思います。実際によく売れているそうです。しかし、タブの数字を追っかけているだけでは、なかなか音楽っぽくならない、リズムが分からないといった方も多いと思います。というワケで弾き語りからソロギターに移る方へ向けての動画を作りました。何かの参考になるかもしれません。

庄司正雄のギター

かなりのギターマニアを自負している方であっても、庄司正雄というギター製作家を知っている人は少ない。しかし、知っていなければギターマニアを自負してはいけない。それほど重要な製作家である。

このペグは他に見たことはありません。

1965年製、59歳。この青い山脈を演奏するにあたって、他にも新しくて素晴らしいギターもあったのですが、この円熟期を迎えた庄司正雄は別格です。強いタッチにも負けない。切れのある高音。よく歌う低音、全体的にしなびた、くたびれた感じもある。昭和、平成を生き抜いた気骨があります。最近のギターはとにかく音量やパワーを重視しますが、この庄司正雄ははじめから、そこに重きを置いていない感じがしますね。音色、雰囲気、味、そういったものを大事にしていたんじゃないかと思います。ストロングスタイル、アントニオ猪木の引退試合を見ているかのようです。パワーだけじゃないんだと。

これぞ泣きのギターです。もう昭和が見えます。

もちろん、この方のギターも泣いています。
ハイっ!!というわけで、今回もマニアックな内容でしたが、庄司正雄のギターをお持ちの方は、本人作のギターは貴重ですので大事にしましょう。今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。それでは!!バイバイ~(^^)/

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コメント

  1. kaya より:

    紛うことなきハカランダ!

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