四国辺りをグルっとこう。

桜の花 雑記
満開でした。

こんばんは。ごきげんよう。大阪府高槻市沢良木町の樋口亜沙子ギター教室&樋口商店より樋口昌紀がお送りします。本日もご訪問いただき誠にありがとうございます。旅に出ると言ったので、どんな旅だったのか早くブログアップしてくれないかな~なんて人はいますか。いや、亜沙子さんに「ブログまだかいな。」と言われてまして「アンタは行ったから知ってるやん。」と思うのですが数名は待っているとの情報もあり、また私自身もその熱きオーラを感じている次第であります。

とりあえず、義母宅へ

僕がただの観光旅行なんかしないのは、皆さんであればなんとな~くお分かりかと思います。そうですね。基本はどこも行くたくない。移動時間がもったいないと思ってしまう。お金も使いますしね~ガソリンも何回入れたか。

僕にはこれといった田舎がない。大阪市東住吉区にばあちゃんの家があるくらいだ。なので、僕の旅行というのは亜沙子先生の田舎への旅になります。まず、徳島へ。それから高知へ入って宿泊。翌日帰る。といった感じです。夜中に出発らしいので横になったら爆睡していた。周りには誰もいなかった。「イビキがうるさすぎる。」という事で皆、どこかへ行ってしまったようだ。「一回、病院行ったら?」とマジで言われました。頭の病院は何回も行ってるけど。今度は耳鼻科でしょうか?

さあ、出発だ。

何度も言っていますが、僕はパニック障害があるので長距離や高速道路が恐怖の対象だったのですが、ここのところ症状が出ないんです。はじめは亜沙子さんが運転していましたが、赤帽に激突しそうになったので急遽交代しました。かなりフラフラの蛇行運転をしていたようです。僕は寝ていました。子供らは義兄のボクシーに乗っていました。そりゃ、このマッドマックス号に比べりゃ天国だわな。この車には10年くらい乗っています。天井や正面の塗装が剥がれてエラい事になっています。こんなのも「私は絶対嫌!なんでこんな車なのよ!この甲斐性なしの天然パーマ!ギターと漫画描いてるだけのフーテンが!バイトでもして来い!」なんて言う人もいるかもしれません。よく価値観の違いという事で離婚されていますが、ウチはそれはあんまりないですね。もう変わりようないですやん。

運転は嫌いじゃないけど、高速は退屈だ。景色も見れないし、ひたすら前の車を見て何時間も走ると何だか頭がおかしくなってくる。徳島は近いようで遠い。市内ではなくて牟岐という海辺の町まで行かねばならん。田舎道の楽しみは、廃業したホテルや飲食店を見る事だね。何年も前に書いたけど、時間があればそういった廃墟と化した建物に入り、写真を撮ったりして保存しておきたい。とても興奮する。

徳島県牟岐町に着いた。

すぐに海のある町。田舎そのもの。ここに住んでいても、サウンドハウスでギターは買える。でもギター教室は厳しいかな。変なヤツがいるってウワサになって「あのよ、みんな怖がってるから。すまんが…」なんて事になるのかもしれない。

僕は釣りもしないし、ただ眺めるだけ。ここに生まれたらやっぱり都会に憧れるのかな。でも、今はオンラインで仕事も出来るし、YouTubeで何でもアップできる時代だから何もかも高い都会に行くよりお金も貯まるんじゃないんかな。もはや都会にメリットはないのかもしれない。

お花見もしないな~てか寒いっていうイメージしかなくて、お酒もそんなに飲まないし。「来い!」って言われたら必ずギターを持って行ってました。ボーっとするのが苦手なんで。

ま、僕は完全にアウェイなので、誰かと話をするわけでなくおとなしくしているだけです。この髪型にグラサンで登場したが、意外と違和感なく溶け込めた気がする。義母も前ほど「髪の毛どうにかせんか。」と言わなくなった。そうだ、とことんやれば「ああ、もう何を言っても無理だな。」と諦めてくれるワケですよ。だから、とことんやる。好きな事はやり続ける。誰も代わってはくれないのだから。

空き時間にスケッチ。

本当に海がすぐそこにあるので、軽くスケッチしてみました。ちゃんとスケッチブックを持って行けばよかった。どこを切り取っても絵になる風景でした。

貝殻はうちのザリガニ君の水槽に入れようと思って持って帰りました。

高知までが遠すぎる。

徳島での用事を終えて次は高知県に行きます。義兄のボクシーについて行くだけですが。いつもは海岸線を走って室戸を経由して高知に入るのですが、なぜか山道へ進む車。「ん?なんかショートカット出来る道が出来たんかな。」ま、ついて行くしかないんです。この山道がエグかった。俺が小学生やったら3回吐いてるね。また、ボクシーは馬力あるけどこっちは軽、バリバリの軽なんですってば。ついて行くのがやっと。不思議と対向車がないからよかったけど、こんなん車一台しか通られへんで。って言うてたら来たがな。いきなりバックしてくるボクシー「いやいやいやいやいやいや」すぐ後ろにいるやんか。俺も慌ててバック。とにかく長いくねくね、くねくねしてるうちにメチャクチャ山の上まで来てる。これはショートカットとは言わん。神経使うし、ずっと緊張しとかなアカン。ガソリンもメッチャ使う。二度と走りたくない。

やっと高知に入りました。安芸市です。今年の阪神どうなるんやろう。ある意味大人のチームになるかもね。HRメダルもやめたし、とにかく勝つために全力を尽くす。「お~ん、あんなんね、考える暇あったらゲームのね、お~ん、それしか考えへんから。ね。キャプテンもね、お~ん、あれ、選手会長と何が違うん?」ごもっとも。

俺が一番嫌いなのはUB。

僕が初めて家を出たのは18歳の時です。といってもおばあちゃんの家の2階に居候しただけなんです。めっちゃ古い家で2階は怖かった~。人形とか石膏像とかあるねん。でも窓ないねん。そら発狂するでしょ。冬はすきま風で凍死するくらい寒い。で、夏なんかもうおられへん。もちろんエアコンなし。そこで阪神大震災にも遭ってます。起きてましたね。早朝、壁がパラパラど~~んっ!って。夜にちくわ屋でバイトしてたので、なんかもう学校行くのも疲れてきてね。ばあちゃんの家から駅までが遠いので、もう行く気がなくなるんです。「あ、今から行っても遅刻やな。」って感じで。僕は完全に進路を間違えたと思っていました。このままだとサラリーマンになる。「考えられへん!そんなん絶対に嫌や!」心の中で叫んでいました。僕は好きな事をするために生まれて来たのであって、あんなスーツに身を包んで誰が誰か分らん一群の一人になるなんて絶対に嫌だし、そもそも勤まらんやろ。なんで自分の人生なのに人の会社の売り上げを上げるのに貢献しなくちゃいけないのか。「明日、倒産です。」って言われたら。いきなり無職な状況。それこそギャンブルやん。そんな風に思っていました。同じ服を着て団体行動を強いられるのは高校までで十分だと思っていました。僕が思い描いていたのはウッドストックのように、みんなストーンしていて好きな服を着て音楽や芸術に没頭する世界。でも、現実の大学は高校の延長でした。また、教科書を買って。。あんなに嫌だった勉強をあと4年もするの?しかも第二外国語って、グーテンタークいらん、いらん。少しでも芸術に没頭しようとフォークソングクラブに入部したのですが、先輩はメタリカのTシャツを着てオジーオズボーンを歌っていました。しかも、体育会系のノリでライブなどではこき使われ、飲みたくない酒を飲み、何もかもが嫌でした。でも、そういう事を言うと「何、青臭い事言ってるんだよ。そんなので食べて行けるワケないじゃん。音楽なんて趣味だよ、趣味。」って言われるだろうし、兄貴にはよく言われていた。でもどんなに貧乏でも自分の時間をどう使うかは自分で決めたい。別に安定するために生きているわけでもないし、健康のために生きているわけでもない。今は吸わないが昔はタバコを吸っていました。「そんなもの百害あって一利なし」と言われたが別に利など求めていない。タバコを求めているのだ。

本当の一人暮らし。

さっきね、ごめんなさいUBの話出ませんでしたね。はい。UBというのはユニットバスの事です。25歳くらいの時にはじめて本当に一人暮らしをはじめました。不動産屋さんに行くのもはじめて、何もかも初めて。ギターが弾ける部屋を希望したら、半地下の部屋を案内されました。「ま、いっか。」と思って契約。でもね、あかんね。ダンゴムシやないんやから。半分埋まってたら頭おかしくなるやん。僕が精神病院に入院したついでに大学はやめました。ピアノの調律とギター教室で細々とミドリ楽器で働いていました。仕事も家も家族と一緒が嫌でまた出て行ったワケです。

すぐにカビるカーテン。掃除しにくい。トイレットペーパーもしなしなになるしな。冬もゆっくりつかりたいけど、溢れたらえらいこっちゃでもう寒い寒い。掃除しようとカビキラーしたら窓もないもんやから、もうちょっとで死ぬところでした。必死で玄関開けて「スーハー、スーハー」して、窓はあるんやけど開けたら車のマフラーやねん。埋まってるから。ここは懲罰房か何かなんか。でも、そうやって学ぶんやね。この一件でUBはないと学んだワケだ。で、次のところは風呂トイレ別にこだわりましたよ。でも、今度は天井が低い。なんか数字では広いねんけど圧迫感がすごい。で、上のヤツがうるさい。ここでも学んだワケだ。よし、風呂トイレ別で天井が高い物件は…お、JR高槻徒歩2分、安い!でもJRは貨物列車が夜中も通りまんねん。で、貨物列車って長いのよ。ガタン、ゴトン、ガタン、ゴトンその間は電話出来ないくらいうるさい。で、音は上の階ほどうるさくなるね。それもまた勉強ですわ。そこで導き出されたのが、物件探し絶対に譲れない七か条である。

①RC(鉄筋コンクリート)
②風呂トイレ別
③天井が高い。(普通でいい)
④お風呂に窓(これ高級分譲マンションでもない部屋が多い)
⑤南向き
⑥角部屋(東南)
⑦最上階(3階まで、何かあっても最悪飛び降りる事が出来る。)

今の家は全部クリアしております。最高の物件です。
 だいぶ話がそれましたね、いやね、あんまり文章が短いと物足りないと言うんですわ。亜沙子先生が。せやから脱線もしとかなね。はい、本題はそうです。その鬼のような山道を走り続けて途中3回くらい落ちそうになってキー!とかいいながら、ドリフトしながら高知に入ってホテルに着いたわけですよ。「さ~大浴場でのんびりしょ~か。」と思ったらお部屋の個浴のみ、しかもUB。ウソやん。ウソやん。ウソちゃうや~ん。という話だったという事でした。

瀬戸大橋、与島PA到着。

帰りは瀬戸大橋を通りました。お土産を買うために与島PAで休憩。そうだ!ギターを全く弾けていない。ここで弾けば面白い動画になるかも。早速、ギターを取りに行く。カメラマンはもちろん亜沙子先生です。何のためらいもなくギターを弾き始める俺。小学生に「スゴいですね~」って言われたから「お~ありがとう。」なんつって。

もう、こんな事するのは全然抵抗ないですわ。ストリートっていうんですかね。あ、ストリートで思い出したんですけど、YouTubeとかでメッチャ感情込めて歌ってるストリートミュージシャンの方っていますよね。で、「OOちゃん、最高だよ。歌詞も泣けたよ。」とか言ってますけど、それ小田和正さんの曲やからね。苦労して作詞作曲してプロモーションしてヒットさせて今があるんですよ。広告宣伝費も相当かかったでしょう。それを全部すっ飛ばして、さも自分の歌みたいに歌ってみても、それは人の褌で相撲を取る。でしかない。実際、1円も稼げない。JASRAC(ジャスラック)が黙っていません。逆に使用料としてお金を取られるケースもありますよ。いわばカラオケですから。何回も言ってますけど、お金を払ってするのが趣味。もらってするのが仕事。Are you OK?

さあ、家に帰ってきました。

長い旅でした。マッドマックス号は頑張ってくれました。ブレーキランプは一個壊れていました。サイドミラーは風圧ですぐにペタンとなります。スライドドアの片方は全く開かず、もう一方もめちゃくちゃ固い。思いっきり閉めたら外れそう。車検をするのかどうか迷います。この形の車でないと仕事が出来ないので困っています。

貝殻で思い出したけどサザエはおいしかったなぁ。この貝殻は金魚とザリガニの水槽に入れます。本人たちもテンションが上がればいいのですが。
 ハイっ!というワケでいかがだったでしょうか。樋口昌紀の旅日記。長文のため書き上げるのに2日かかりました。ブログも漫画もギターも時間がかかるものばかり。でも、楽しみにしているとか漫画を買ってくれる、教室に来てくれる、それで何かの役に立っているのであれば本望ですね。他にやりたい事なんてありません。今年は漫画の2巻を完成させて、何とかよっちゃんこと野村義男さんに読んでいただきたい。そう思っております。夢は必ず叶います。最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。それでは、皆様!(^^)/バイバイ~

楽しいホームページ
人気ブログランキング参戦中
迷わず押せよ。押せばわかるさ
皆さんの勇気のおかげで195人中8位です。

コメント欄は一番下にあります。
↓↓↓↓↓↓↓

コメント

タイトルとURLをコピーしました