次女は10秒、長女は2分。って何の事?

子供のギター ギター教室
燃えろ!

こんにちは。ごきげんよう。大阪府高槻市沢良木町の樋口亜沙子ギター教室&樋口商店より樋口昌紀がお送りします。ご訪問頂き誠にありがとうございます。高齢者の自動車暴走事故がなくならないですね。僕が考案した手動ひっぱり型ブレーキはいつ採用されるのでしょうか。こういった事故で人が亡くなるのは非常に残念でなりません。僕も運転しますが、ブレーキとアクセルが足元にあれば踏み間違えてもおかしくはないでしょう。

自分の子どもにギターを教える。

僕は自分の子供にはギターを教えたくない派です。ワタシは真剣ですが子供はだれて、なめてワガママを言います。それでも弾かそうとすると次女は10秒で、長女は2分で泣きます。昨日は「もうええわ!お前らおもんないねん!水風呂は2人で入れ!」とギターを取り上げました。8月はほとんど毎日、子供たちと水風呂していたのですが、めっちゃムカついていたのでそう吐き捨てました。すると、各々自分たちの部屋でうなだれています。出来る事しか要求してない。出来るのに何でやらへんの?と思うとめっちゃ腹立ってくるんですよ。別に偉大なギタリストになれなんて全く思っていません。俺みたいな中途半端がそんな事を人に要求する事は出来ない。本気で真剣に取り組んで弾けないのなら文句は言わない。でも、いい加減で、受動的で、仕方なく弾かされている感じを前面に出してくるからムカつくのである。

見本を弾いて見せるのは意味がない。

え?っと思うかも知れませんが、ここまで状況が悪化するともはや見本演奏などは全く無意味、もしくはさらに事態を悪化させるだけです。基本は放置するしかありません。ほったらかして、自分の練習をしていました。ギターを嫌いにさせてはいけない事は重々承知しておりますが、我が子にはどうしても厳しくなってしまいます。「お前らみたいなん、弾かんでええわ!」と言っておきながら、やっぱり自発的に「弾いて欲しい。」んだと思います。一緒に弾いたりしたいんやと思います。

夫婦げんかの火種になる。

ワタシ「もう、全然弾かへんねん。あいつら。」

アサコさん「言い方が悪いんちゃうん。優しく、否定したらアカンねん。」

ワタシ「は~~?じゃあ、何でもいいよ、いいよ出来てるよ~パチパチ~ってウソつかなアカンのかい?」

アサコさん「そこまで、弾かせたいんやったら何で途中で放り出すん?責任持てや!」

ワタシ「わーーーったわい。もう、妥協せんぞ。おい、ナナコやるぞ!」

MAX真剣、気合を入れなおす。

ワタシはもう本気です。前述で真剣にと言いましたが、MAX本気で真剣になって、もう一回娘と向き合いました。「絶対に妥協せん。」そして、彼女の顔を見ました。すると、いつもと違う目をしていました。

「よし、本気やな。じゃあ俺も出来るまで、どこにも行かん。」と腰を据えました。各セクションをメトロノームに合わせる。出来るまで先には進ませない。すると、昨日さんざん出来なくて号泣していた箇所が弾けるようになっていました。僕の本気が彼女にやっと伝わったのかも知れません。

誰のために弾いているの?

これって一番大事な確認事項ですよね。勉強だってそうです。「ウチは医者の家系だから、勉強しなくちゃいけないんだ。」とか「そんな3流大学行けないよ。お母さんが自慢できないじゃん。」そんなくそったれの人生を歩んじゃいけない。でも、俺も随分遠回りして生きていますから。だからかな、余計に子供たちにはなるべく早い段階で自分の人生を歩んで欲しいと思っています。究極のところでいえば、僕が子供らに対して求めるものはギターでも何でもいいんです。真剣に燃える姿を見たいんだと思います。何度も何度も、誰がなんと言おうと諦めずにトライする人間になって欲しい。そして充実した豊かな人生を送って欲しい。それだけなんです。

最後まで弾き終えたので、僕はまだ涙のあとが残る彼女の目をじっと見つめました。「本気になったら、何でも出来るんや。」としっかり握手をしました。

絶対に人のために生きるなよ!

1989年、俺もくそったれの人生を歩いて来たんだ。

今でこそ心は満ち足りて毎日に感謝出来るようになりましたが、ものすごいアップダウン?いや、ダウン、ダウン、ダウンの人生やったからね。我ながらこんなに素晴らしい人生が待っているとは思いもしませんでした。皆々様、ありがとうございます。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。最後までお付き合いいただき誠にありがとうございます。また来てや~(^^)/

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